地味以外の何物でもないモノ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズ

写真を撮っていたときはヤマトウミウシかなーーと思っていたんですが、
のちに指摘されまして、サンシキウミウシですよーーっと。

(笑)

お恥ずかしい ^o^;


とまぁ、薄学が露見しましたが、それはさておき、
昨日の方から別で受けた依頼。

図鑑発刊の件ですね。


冒頭のサンシキウミウシです。



1.jpg

超とかスーパーとかウルトラとかスンゲーとか

英語でいうところの very は日本語でも造語でもたくさんありますが、

それらが全て当てはまるウミウシが多く存在します。


写真のサンシキもその一つ。

いやいや、もっともっと地味なやつをいずれ紹介します。(笑)




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この写真でいいのかな・・・・・ウミウシならウミウシハンターズ

ウミウシ図鑑を何年も前に出版して、
今回改訂版を準備されている方からの依頼。


ジョオウミノが欲しいと。。。


はて、直接ボクに、しかも種を指定して依頼なさるとは・・・・・

世界のウミウシに掲載されてるのを見てかもね。


こんな写真でいいのかどうか
世界のウミウシと重複してるかも。



P7080167.jpg

背側突起のトゲトゲがハッキリと分かる写真を所望だそうで

これなら分かるかな??




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ヨツスジミノSPでしてクマドリミノではない・・・・・ウミウシならウミウシハンターズ

クマドリミノは城ケ島の岩骨の壁にたくさんいます。

もういい、またかいな、というくらいいます。


でも、時々写真のようなSPが出ます。
というか混ざってます。



P5130036.jpg
体にクマドリミノの特徴でもあるオレンジの線
(背側突起のある場所に寄り道するかのように走る2本の線)
がありません。

というのでSP

これの突起の多少の色違いもおりますが、
そのあたりは未だ未分類。

SPなのでそりゃそうです。
^o^;




明日はボートだ。

1週間ぶりにへいぶ根に行ける!!

昨日友人が発見したスミレマツカサ(おそらく)を確認してこよう。




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アエジレス・・・・・ウミウシならウミウシハンターズ

ヴィッロスス

いや、何だかよく分かんないので

センヒメ

でいいです。(笑)


生物の学名ってラテン語ルーツなモノばかりで
ハッキリ言って日本人には難しいです。

地中海の人たちには簡単でしょうがね (笑)



センヒメウミウシはピンクを基調としたデザインで、
美しいウミウシの代表でもあります。

まず名前が素晴らしい。

ひめ

女性ウケ間違いなし ^o^



P5070097.jpg
これを探すのはわりと簡単です。

とあるカイメンを見るのですが、
いるかいないかだけなので。。。

しかもこれからの季節、このカイメンは増えます。

ついでにセンヒメの存在も確認するようにしています。



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白い者は未完成??・・・・・ウミウシならウミウシハンターズ

嚢舌目は海藻を食べるウミウシたちでして、
主に緑藻類を食べているようです。

緑藻類は葉緑体をもち、それぞれが光合成をして栄養素を生産していますが、
それを食べて体内に取り込み、その作用を利用して生きている種がいる目でもあります。

(全ての嚢舌目がそうではありません。)



ミドリガイの仲間もそのうちの一つですが、
この子は白いんですよねー


P5100131.jpg
数年前にも見た事がありまして、

世界のウミウシに投稿したところ
「ヒラミルミドリガイ」ではないかと。。。

はい、僕もそう思います。

今回のこの子も全く同じですね!!


まだ小さいから未完成とかそういうモノでもなさそうです。
なぜなら、以前見たものは20ミリほどありました。

今回の子は10ミリないですが、ヒラミルミドリガイにおいては
ごく普通のサイズです。


ミルに着いていたのに葉緑体を摂り込めない

ということからすると劣勢??
異常??




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さてと、通常に戻しますかねー・・・・・ウミウシならウミウシハンターズ

ゴールデンウィーク明けの気分もそろそろ終わりにして、
通常通りの活動をしていきましょうかねー。


今月末には小野先生への訪問が決まっております。


その前にもいくつかのウミウシガイドも決まっております。


調査も含めて張り切って参りましょう。



P4220086.jpg
そんなトコ入って何してんの??

(笑)

ウミウシの行動原理は本能のみで、
全て自然現象であるからしてオモシロイ。




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1日だけの休息・・・・・ウミウシならウミウシハンターズ

昨日は1日だけですが先生のところへ。

ボクのウミウシの先生は伊豆の浮島におられます。


ご夫婦ともとてもおっとりしてらして、ウミウシ云々というより
長閑なところに遊びに出掛ける・・・・・

そんな気持ちでいつも訪問してます。


今回は奥さんが体調不良のため、先生とのマンツーマン。
先生の探し方や手法、見方などは心得てますので、
同じように集中です。

(笑)


温泉にも入ってとてもリラックス出来ました。
メタケイ酸の多いお湯はねっとりしていて、
肌がとてもすべすべしますよー。




P4200054.jpg
写真は浮島とは関係ありません。


カバヅラブドウガイ
ミドリタマゴガイ


ふたつの名前をもつ貝持ちウミウシ

といっても、同定の誤りがあるかも知れないということで
名前が割れてるだけですが

^o^;


個体提供出来ますので、ちゃんとDNA取ってくれないかな・・・・・

城ケ島には結構多くいます。




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ミドリのセロファンと呼んでいます・・・・・ウミウシならウミウシハンターズ

アオボシミドリガイのチビをゲストさんが見つけてくれました。

とても小さいので、少し辺りを見回してノリ科の海藻を見つけたので乗せてみましたよ。


これをボクはミドリのセロファンと呼んでいます。

透明感があり、角度によっては色が変わるので使わせて頂いてます。



P5070046.jpg
ほらね、綺麗でしょ??

こういう海藻は層が二重になっていることが多く、
層の不均衡が光の屈折を引き起こして、
ライティングの角度によって色が変わるらしいです。


他にもフタエオウギもよく使います。


青や緑が好きな色なので、この被写体にしてこの下地・・・・・
めっちゃツボです。

^o^



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ヒララメリというわけの解らないウミウシ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズ

この種は体が硬いのです。

体の中に骨格を持つのか、何かカルシウム質の物体を持つのか、
水より重いです。


全く違う場所で見つけてエサ場まで持ってきました。
それは昨日です。

置いたらすぐになじみました。(笑)

気に入ってくれたようです。



P5060031.jpg
ヒララメリは今期3回目ですね!!

今の時期に見れると思いますが、
全体としては多くない種です。

出たらラッキーです。




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フルーツポンチはフルーツポンチでいいです・・・・・ウミウシならウミウシハンターズ

ニシキウミウシの幼体ですって???

なんですって???

(笑)

はい、そうなんですが、
そんなもっともなことをボクのブログで書いたって面白くないので、

フルーツポンチでいいのです!! ^o^


って堂々と書くと研究者さまに怒られるかもしれません。。。


このウミウシは海洋生物ガイドブック(益田氏)にて
フルーツポンチウミウシと紹介されていました。
しかも当時はHypselodoris. spだったのです。

これは今からするととても驚きを隠せません。


しかししかし・・・・・
体型はニシキウミウシに似るが
とも記載されていまして、やはり「さすが見てるな」って感じです。



P5050041.jpg
Hypselodoris(アオウミウシ属)はないでしょう (笑)

体型は確かにケラトソーマです。

^o^

フルーツポンチとしての名前の有効性はハッキリ言ってないが、
愛称としては秀逸ですし、むしろ覚えてもらえますね。

なので僕も使っています。




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神奈川県三浦半島の城ケ島と宮川湾でウミウシ探しを専門とするダイビングショップです

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Author:umiushihunters
神奈川県の三浦半島先端にあります城ケ島と宮川湾にて日々ウミウシ探しに邁進するダイビングショップのブログです。

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