鍵屋行ってバンク行って城ケ島へ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

月末は慌ただしいのですが、調査で1本だけ城ケ島へ行きます。

これから。


その前に鍵屋行って銀行行ってえーーっと・・・・・


やること多し!!




昨日は強風の影響で宮川湾へ行ってきました。
本当は城ケ島のへいぶ根のウミウシがリクエストだったのですが、
宮川湾にて頑張ってきましたよ!!

ゲスト様初物が3つも出てラッキー!!
^o^/


写真はコハナイバラです。


P8290019.jpg

はい、また写真が縦 !!!

なんでしょうね、こりゃ・・・・・汗



コハナイバラは年に1回か2回しか出ません。
しかもペシペシしてやっと出るってくらいです。

大抵の場合小さいので、見逃すこともあるかもしれません。

ゲストさまのうちのお一人が超がつくベテラン。
それでも初っていうモノを見せられると、

職人としての誇りが疼くものです。(笑)




さて、忙しい忙しい・・・・・行かなきゃ




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フジタ科ハナサキウミウシ亜科・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

ヤグルマウミウシはフジタ科です。

前にも書きましたが、フジタ科にはハナデンシャを除き3つの亜科があって、
違う科とするには大きな差異がないことから亜科とされていまして、

ヤグルマはハナサキウミウシ亜科の1種です。

エダ、ヒカリ、カンザシなどがその仲間ですね。



今年はヤグルマがとても多いです。
写真の子で既に5個目でして、発見場所や大きさなどから、
今年既に発見し行方知れずとなった個体等とは別で重複しないと考えています。


この種の特徴は、臆病ですぐに逃げ出すところでしょうかね。
と言っても、人と見るやどっかへ行こうとするのではなくて、

ちょっとした刺激にさらされるともうそこからいなくなる、と言ったことです。


必要のない刺激を与えずに上手く写真を撮らないと、
次の日にはもういない・・・・・なんて事になります。


ボクはいつもそこをブリーフィングで注意しています。



P8270043.jpg

また写真が縦だ。(笑)


フジタ好きとしましては、ヤグルマウミウシもご多分に漏れず好きです。

このように、サメハダコケムシ??、を好むようですよ。




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宮川湾とタマガワミノ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

宮川湾で潜ってきました。

さて、お題目のタマガワミノなんですが、どうして三浦半島先端の城ケ島と宮川湾には多いのでしょうかね?

その正解なんて勿論知りません (笑)


よそのことは分かりませんが、三浦ですと夏から秋にかけてが多いように思います。

時期について、これまでの観察の感想ですが、
イナバミノと生息環境が同じだと考えていますので、
実際はほぼ通年と言ってしまってもよいと思いますが、
印象ではありますが、夏から秋ではないかと思います。


加えて、三浦ではイナバミノがよそに比べて多く出現するので、
タマガワミノも同様に多いのかな。と思います。



P8260232.jpg

本日の宮川湾でタマガワミノを5個くらい出しました。

そのほとんどが小さいのですがねー。

ご覧のとおりの色柄なので、ピントさえ合っていれば綺麗に撮りやすい被写体です。

背側突起の膨らみや色、透明感、最高にいいですね。
^o^



今がピークだと思います。

秋に向けて少しずつ減っていくのは確かです・・・・・




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明日は宮川湾へ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

明日は8月上旬以来の宮川湾へ。


ボクは三浦のウミウシに関しては他の追随を許さないつもりで励んでいますが、
もちろん宮川湾もその中に入っています。

城ケ島、宮川湾、その他にエリアを開拓していきたいと思っています。

三浦半島のどこかで静かな入り江でもあれば調査をしてみて、
ウミウシ環境的に良ければ拠点にしていきたいですね。


また、イントラとしてのボクの先生がいる逗子小坪もこなしていかないといけないなと思っています。

ホント、とてもとてもご無沙汰しています。
(汗)
^^;


それと大事なのは知識です。

ウミウシを探すというのは目が良ければ誰でも出来ることですが、
知識となると話は別です。

エサ、環境、ログでの同定作業・・・・・
あらゆることを知識として装備しておかなくてはいけません。

ボクの考えでは、
1、探す、見つける
2、見えないところから出す
3、知識

これら3つがなくてはウミウシ職人は務まらないと考えています。

頑張っていきましょー!!




今日はウミウシのネタではありません。

たまには如何でしたでしょう??



さて、今週も頑張りますかネー
^o^/



P5030004.jpg




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白キズのイバラをラバーにて・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

先日発見した白キズのイバラをラバー撮りしました。

毎度まいどですが、黒のラバーで撮ると色がクッキリとしてとても綺麗に撮れます。
光の反射もあまりありません。



P8230073.jpg

特徴をつかむにはこの角度がいいんじゃないかと・・・・・


体中キズだらけです。
端から端までキズだらけ。

和名を付けるとしたら

「シロキズイバラ」

ですね、絶対 (笑)



イバラウミウシにとてもよく似ています。
二次鰓、触角などはそのまんまですね。

出現時期もほぼ同じですし、体長もほぼ同じです。

ボク自身も最初は見分けがつかないほど、
生息環境もサイズも色合いも似ています。


春に出るとまだ小さいのですが、夏に出るとそこそこの大きさになっています。


そんな感じ・・・・・両方とも。




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へいぶ根のシロサメハダが不思議・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

城ケ島のへいぶ根のとある場所に、
もう半年はそこにいるシロサメハダがいる。

生きているのは確かですよ (笑)
動きまわった形跡は何度も確認しています。


今日久しぶりに確認してみたら、なんだかエサ(カイメン)に埋まってしまってるように見えました。


P8230021.jpg

シロサメハダの体表は多くの小突起で覆われていることを以前このブログで書きましたが、
この写真をよく見ると、カイメンの繊維と似たような層の下に小突起の体表が見えます。

なにこれ??

小突起の体表の上に新たな皮膚(外套膜)でも組成されたのでしょうか??

それとも、あまりにも長くそこにいるので、カイメンに取り込まれたのでしょうか??

んなワケないと思うんですが、そうとも考えられるのも確か・・・・・


一体何なんでしょうー??


これを解明するには彼を剥がさないといけない・・・・・
やってみるかー




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1年に1回のあいさつ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

やぁ、この夏も探してたんだが、
ようやく会えたね!!

こんにちはー
^o^/

なんて、そんな感じでクールにあいさつ出来るワケがなく、

水中で思わずガッツポーズです。

(笑)


イバラの1種
白キズのイバラ



P8220016.jpg

年に1回しか会わないんですよねー
この3-4年は毎年発見してますが、今年はまだだったんです。

今年の夏はないかな・・・・・なんてつい先日思っていた矢先ですもんね。
分からないもんです。



ザ・イバラによく似た外観なんですが、体の模様が違います。

ザ・イバラは背中側が茶色で白い斑点がラメのように見えるのに対し、
写真の子の背中は薄い茶色に白いキズのような模様が縦横にあります。


城ケ島では春から夏にかけて出現します。


今日もありがとうございました。




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城ケ島名物赤い子・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

最近になってまた、去年と同じく「赤い子」をよく見かけます。

昨日は2個
おとといは1個

今日も1個

うーーーん、何故こんな稀少種がここ城ケ島にはこんなにいるんだろう・・・・・

去年もですが、今年もアチコチで卵を産んでいるので、
来年もいっぱい会えそうです。


ホリミノ科属不明なのか、
ホリミノ属SPなのか、
そもそも所属科不明のミノの仲間なのか、

ハッキリしていないようなので、これは是非検体に出してみたいところです。

去年今年とポコポコ出てる間にね。
このままいくと来年も出そうですが保証はないもので ^o^;



P8200027.jpg

カニノテだったりユカリ??に着いたりしますが、
写真のようにチャシオグサに着いたりもします。

今まで見てきた中で、このチャシオグサに着くのが一番写真映えしますが、
いかんせんユラユラ揺れるので撮りづらいですね。

左右を押さえてもらいながら撮った方が良いでしょうから、
特に一眼の方にはそうしてさしあげましょー。




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たぶんクマドリミノ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

ボクも相当な数のウミウシの分類同定は出来るつもりですが、
やっぱり小さすぎると

「んんん・・・・・」って

なります。
(汗)



水底から生える固着生物のヤギには

ヒドロ
コケムシ
海藻

などが固着しますが(固着生物に固着する生物という混乱、笑)、
これはよく観察すべきシロモノなんですよ。



P8190043.jpg

パッと見はクマドリミノですね。
でも上からしっかりと撮らないと、このヨツスジ科属不明の子はいくつか色彩パターンがあるので、安易に言えないところがあります。

まぁ、おそらくクマドリミノで合ってます。


サイズは2-3ミリ
小さすぎるので肉眼では何がなんだか分かりませんが、
じゃぁ、どうやってこんなの見つけたの??と絶対に聞かれます。

はい、経験です、としか言えません。(笑)



今週は忙しくさせて頂きます。

いつもありがとうございます。。。





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海に千年、山に千年・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

遥か昔、中国は山の奥深く、仙人なる者が不思議な妖術を用い・・・・・


孫悟空や三国志に出てきそうな話ですね。(笑)



センニンウミウシというのがいます。
写真を見ればすぐに分かりますが、とっても地味です。

地味過ぎて地味過ぎて、下地を選ばないとワケがわからない写真にしかなりません。
(笑)



P8180016.jpg

サイズは4mm

このサイズでこの色合いで・・・・・

どないせーっちゅーねん!!
(笑)


何故この下地を選んだかと言いますと、
この子は発見したら本当は動かさない方がいいのです。

その場で撮る

でも、ユラユラ動くカジメが邪魔なので動かしました。

何故動かさない方がいいかと言うと、触ると体を硬直させるので、
置いてもなかなかくっつかないのです。

タマミルの上なんかに置くと、置いたそばから揺れて落ちてロストですね。

なので仕方なく、ベターーーっとしててフカフカしてるイソカイメン科のカイメンの上に置きます。
これなら少々頃がってもロストしないぞーーっと!!
その代わり下地としては色が悪いぞーーっと!!


まっ、そういうウミウシです。


同じ属の仲間で、センヒメやキュウバンがいますが、それらは簡単にくっつくので、
どうやら属がそうだとかじゃなく、この種がそのようです。


センニンだけに浮世から離れる・・・・・



やまだくーーーん、座布団持ってきてーーー!!!
^o^;




持っていってーー 
ですかね (笑)





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神奈川県三浦半島の城ケ島と宮川湾でウミウシ探しを専門とするダイビングショップです

umiushihunters

Author:umiushihunters
神奈川県の三浦半島先端にあります城ケ島と宮川湾にて日々ウミウシ探しに邁進するダイビングショップのブログです。

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