幸運の黄色いコミドリを探そう・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

城ケ島岩骨の壁にはフサコケムシが密生し、コミドリリュウグウが多く生息します。

緑色、黄緑色が多いのですが、少数ながら黄色い子がいます。

黄色い子は一見すると黄緑色の子もそう見えるのですが、
黄色い子と比べると明らかに違う為、人間の目ってのはいい加減です。
(笑)

ボクはこの黄色いコミドリが好きでして、少ないがために見つけると必ず撮ります。


宮川湾のトビ根の壁にいくらか群生するフサコケムシにもコミドリが着いていますが、
こちらは先日見た限り、黄色の子が複数確認出来ました。


PC070052.jpg

この写真の子はちゃんと黄色です。
(笑)

黄色・・・・・黄金色に通じ、なんか金運や運気が上がりそうな気分。


コミドリリュウグウといえば緑、黄緑、茶色、黒といますが、

緑や黄緑は草、自然の色
茶色はうんこの色
黒は普通にダークな印象

こうして見ると、黄色いコミドリが一番有り難いと思うのは自明の理ですよね???


独り事です (笑)




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ドーリスの不明種・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

春が近付くと毎年出るドーリスの不明種

今日見つけてもらった子はちょっと様子が違うんです。

ちょっとだけですが・・・・・


今までのは、
背面にこげ茶色の斑点がある子。
触角と体地色が全く同じのオレンジの子。


写真


P2270026.jpg

体はオレンジ色のモノがこれまでも多かったけど、
この写真の子は触角と体地色の色がやや違います。

その辺が「なんとなく違和感」と今日思っていたあたりなんですよね。


ドーリス上科の仲間とするしかなさそうです。



このタイプの子たちが出るのは春前後だけですね。




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僕らは兄妹希望に燃えるテントウムシ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

タツノコプロのアニメで昔、てんとう虫の歌ってのがありましたね。

兄妹たくさんで一家がてんやわんやで大変なはなし。

でも、ザ・昭和の肝っ玉母さんが良いキャラクターでした!!!


とまぁ、それはYOU TUBEでも見て下さい。
^o^



テントウウミウシはみんな知ってるカワイイ子。

今日は歩いている、はい、移動中の子を見ました。
^o^/



P2250080.jpg

テントウウミウシって動かないんです。

いや、動きますよ。
はい、もちろん。(笑)

なんと言うか、常に動き回るタイプとは違い、ホストに着くとずーーっといる、みたいな感じです。

他にもマツカサ科のタイプにそれが多いですが。。。


よそのことは分かりませんが、城ケ島や宮川湾ではタマミルに着きます。

タマミルの胞状の内部の組織体を摂りこんでるんですね!!

そして、テントウが吸いつくしたタマミルはスカスカな感じになります。


テントウによく似たウミウシでアオモウミウシがいますが、
この子は食べ方が汚くて、いや、それを汚いなどと言うと彼の本能に申し訳ないのですが、(笑)
どうやら組織そのものを食べてしまうのでグチャグチャになるんです。

しかも群れて ^^;



話は逸れましたが、動く動かないという点では、
テントウが歩く姿を見るのは年に一回あるかないかでして、
去年は一度も見てません!!!


^o^;


そんな話でした。




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春一番なんてファニーなもんじゃない・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

強烈な風でした。

城ケ島はクローズ。
超強風を直に受けるため当然です。

そのため、今日は宮川湾でした。

西風からすると影になるため穏やかだろうと思っていたのですが、
昨日からの南西の強風によるウネリがあり、

水中ゆーらゆら・・・・・


あれじゃどう頑張っても出ません!! ToT




そんな中、ヒメマダラが出てくれました。



P2230024.jpg

超珍しいワケでもないんですが、年間を通してそんなに会える子でもないです。

また、宮川湾では初めて見たと思います。

これと同属のクロシタナシは、去年同じカサゴ根で見ましたね。


ミヤコウミウシやクロシタナシ、ダイダイやヒメマダラなど、
どうして図鑑だと後方に記載されるのか分かりません。


どう進化系なんだろう・・・・・





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エレガンスでがんす・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

バリへ3泊5日で行ってきました。

今回はファンダイブというより研究者さんのアシスト??
みたいなノリです。

実際は諸事ありまして、ひたすらウミウシを探すダイブに変わりましたが、
ロシアの研究者サーシャさんとターニャさんと知り合いになれたことが大きいです。


ウミウシに関することが更に発展することを願い、また誓い、
ボクはバリを後にしました。



今回見た中で良かったモノ



P2190457.jpg

エレガンスです。
学名もそのまま「エレガンス」

思ってたより大きかったです。

でも、誰がエレガンスなんて学名をつけたのだろう。

秀逸ですよね!!



ウミウシ業界の益々の発展を願わずにはいられない・・・・・
そんなことを実感したバリでした。



また行きたいです。




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バリへ行ってバリバリウミウシです・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

明日からバリへ行きます。

海外の研究者さんの手伝いですね。

ウミウシの世界では有名な今川さん木元さんと向かいます。

彼らはロングで滞在しますが、ボクにはそんな時間がないので、
土曜日の早朝には日本に戻ります。

水曜日と木曜日の両日に4本ずつ計8本潜ってウミウシです。


ウミウシガイド付きのファンダイブではありません。
ガイドは付きますが道案内だけです。
すべて我々だけで行うのですが、一応プロなので全然構いませーーん。

^o^/


兎にも角にも、未分類、未記載などの解決の一助になれればいいですね。


いずれは城ケ島にも来てもらいたいな・・・・・

不明な種の解決が今のボクが追うロマンでもあります。

そしてきっと、ウミウシがボクのライフワークとなるのでしょうね。



デザイン③ - コピー




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パクパクパックマン・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

ウミウシ好きな方ならご存知のウミウシイーターがいますね。

キヌハダウミウシの仲間がそうです。

キヌハダウミウシの仲間が全てそうなのか、そのあたりは果たしてどうなのか、
実際に目撃してないので分かりません。

沖縄のサンゴ域の浅い場所にいるキヌハダ達がウミウシを頬張っているのを見た事がありません。
ボクが見たことがないだけで、実際は同じ領域に多いミドリガイやケラマミノなどを食べているのか!!

よそのことはあまり知りません。



この時期、城ケ島や宮川湾にはアカボシウミウシがいっぱい出ます。

ペシペシの常連でもあります。 
(笑)



P2150120.jpg

キヌハダなのにアカボシウミウシという名前で、キヌハダを冠していないという・・・・・

でも立派なウミウシイーター。

この種はミノウミウシが好きなようです。


これまでに、イナバミノ、タマガワミノ、サキシマミノ、ミチヨミノ、エトセトラ・・・・・
喰らいつかれているのを見ました。

小さな体でより大きいミノウミウシを呑みこもうとしていました。

蛇のように伸縮性に富んだ食道や胃腸なんでしょうね!!


アオウミウシに喰らいついてたという話を聞いたことがありますが、
ボクは知りません。

ミノウミウシが増える冬の時期からアカボシウミウシも目撃されるので、
ミノウミウシイーターではないかなとボクは思っています。


たぶんですが、それが正解です。




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メリベウミウシの奇怪・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

メリベウミウシが奇怪とは失敬ですが(笑)

この種はその姿の奇怪さもさることながら、
エサを補足する様も奇怪なんです。

先ずは写真ですね。



P2150054.jpg

画面に向かって左側が頭です。

その頭の形はまるで人間の唇を縦にしたような奇怪さ。

これを頭巾としますが、この口でもある頭を前面に網を投げるように広げ、
そのスペースにいる甲殻類や稚貝を食べます。


ボクはまだ捕捉の瞬間を見た事はないですが、
獲物を探しながら、
つまり頭巾を網を投げるかの如く広げながら進む姿は何度も目撃しています。


その姿はまさに奇怪です ^^;


ちなみに写真の子は
ヒメメリベ
ですね!!

宮川湾トビ根にて





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チゴミドリガイのデザイン性・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

チゴミドリガイはオシャレだと思っています。

ツリディラ属(アデヤカミドリガイ属)にはドギツいデザインの子がチラホラおりまして、
そういう意味でもアデヤカですが(笑)、

チゴミドリガイとアカフチミドリガイもその仲間です。

この2種はよく似ていると言われていますが、
うーーーん、そんなことないと思うんですよねー。


側足縁の色合いが大きく違っていて、
チゴミドリガイの方はオレンジと黄色と青の3つのラインが特徴的で、
アカフチミドリガイにはオレンジの明瞭なラインが際立っています。

体の色にも違いがあって、
チゴは紺、アカフチはメタリックブルーです。



P2120041.jpg

水中で見た時のドキッとする度合いは
アカフチの勝ちですね!!

なんかドギツい感じです。

チゴミドリガイについてはデザイン性を買いますが、
水中では実はあまり目立たない色合いなんですよー。




明日は宮川湾で2ボートです。
ウミウシ探し好きな方とネチネチしてきます。




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さかな君が国会で意見陳述・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

あの「さかな君」が国会で海洋資源問題について述べました。
さかな君って東京海洋大学の客員教授だったんですね!!

すごーーーい ^o^


と、それはさておき、プラゴミについて語っていました。



ほぼ毎日海に潜る立場としてボクが感じていることの最たるものが、
ゴミの多さです。

プラッチックゴミがどれだけ海に浮いているか、皆さんは想像出来ないでしょうー。

一体誰が投棄したのか腹立たしくなること千万なんです。


ボクらは1DIVE1プラごみをスローガンに回収を心がけましょう。
小さな日々の行為が大きなモノになると信じています。



P2120068.jpg

さて、時節柄、ホシアカリミノが増えてきました。

どの子を見ても5ミリ程度と小さいです。

地味で目立たないミノウミウシですが、よーーく見ると写真のように綺麗ですよ。


アカボシミノがよく似ていて時期的にも同じですね。
属は違いますがよく似ているミサキヒメミノも、時期的に同じです。


岩骨は壁と棚のエッジが楽しくなる頃です。




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神奈川県三浦半島の城ケ島と宮川湾でウミウシ探しを専門とするダイビングショップです

umiushihunters

Author:umiushihunters
神奈川県の三浦半島先端にあります城ケ島と宮川湾にて日々ウミウシ探しに邁進するダイビングショップのブログです。

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