これはもう少しでいっぱいでるかな・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

ダイダイウミウシは城ケ島ビーチに毎年いっぱいでる種ですが、
水温が下がりきらない年がこうも続くと心配になってきます。

ボクらは経験で色々なモノを見て感じて知っています。

この2~3年で、当時当たり前だった種が一切出なくなった
というのが結構あるんですよねぇー。



ダイダイもいずれそうなるのか、なんて不安になりますよ!!



P1310012.jpg

ダイダイの類の子たちは直接発生型の卵を産むそうです。

ボクは見た事がないので本当のトコロは知らないのですが、
文献を読んだ記憶です。


直接発生型の卵とは、変態せずそのまま卵からウミウシが出てくる形態です。
卵の中である程度成長しているんですね。



水温が下がらない昨今、
このダイダイまでもが減少するなんてことはないでしょうーね!!





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アマクサアメフラシ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

アマクサアメフラシは城ケ島のビーチにいっぱいいますが、

これまではいっぱいい過ぎて素通りと言いますか、無関心でしたね。

でもこの辺も整理してキチンと把握しておかないといけません。



P1310034.jpg

このタイプもクロヘリアメフラシと捉えてきたこともあります。
でもそれは何年も前までのことで、ここ数年でクロヘリアメフラシも随分分けられました。


城ケ島水域での生態ですが、クロヘリアメフラシは紅藻類の、中でもユカリによく着いています。

そしてそれらの個体は全てが赤いですね。

内包する貝殻を包み込むような外套膜のヘリが黒いからクロヘリですが、
同じくヘリの黒い、しかし茶色の個体で、着くホストが褐藻類の個体もいます。

それがこの写真の個体。

尾部に強い吸着性の腹足を持つのか、少ない面積でもナカナカ剥がれません。


1260図鑑では、触角から目を経由して口触手までを白い線が通る個体も多い、とあります。
この写真の個体もそうですね。

世界のウミウシでは尾部の吸盤について触れています。
この写真の個体もそうでした。

日ウではAタイプ(石川さん撮影)と、この写真の個体が同じように見えます。


世界のウミウシに掲載されているボクがアゲた個体で、カジメに着いていた似たような個体、
一種の3ですが、全ての個体がアマクサアメフラシかな~~~という気がします。


いずれにせよ、クロヘリアメフラシは紅藻類のユカリ、
アマクサアメフラシはカジメやアミジグサなどの褐藻類、

このホストの違いが大きなポイントと捉えます。


加えて、尾部先端が黒いクロヘリアメフラシ(後鰓類図譜)と
そうではないその他、という見方も成立するようですね。





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神奈川県三浦半島の城ケ島と宮川湾でウミウシ探しを専門とするダイビングショップです

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神奈川県の三浦半島先端にあります城ケ島と宮川湾にて日々ウミウシ探しに邁進するダイビングショップのブログです。

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