コマユミノがこの時期の定番・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

城ケ島のビーチはこの時期ならそこそこのウミウシが見られます。

あたり一面がフクロノリで覆われるこの時期、やはりフクロノリチェックが重要ですね!!


コマユミノは今の時期の定番です。


P3270041.jpg

この種は城ケ島水域において、ほぼ全ての個体が激チビです。

3mmくらい

フクロノリに乗っているかワカメのメカブにいるかですね。

ミノウミウシは好きなのでコマユミノも見かけると必ず止まって撮影しますが、今年はいつになく何度も何度もこの種を撮っています。
(笑)

ということは、例年より多いんでしょうね!!

感覚で言ってますが、この感覚は大事です。


あっ、感覚で言うなら、今年の冬のビーチではツノバネミノをあまり見ていない・・・・・

まだ1個しか見てないように思います。

もう少ししたらもっと見るのかな??

こちらの方が本来は定番なのですがね。
^o^;


ある年はこちらが多い、ある年はあちらの方が多い、こんな感じで例年を画一的に言えないのがウミウシ論の特徴か!!


ウミウシ最盛期の4月~6月はビーチを潜りこむつもりです。

お付き合いしてちょーだい!!
(笑)




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いっぱいになってきたバロニアモ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

探して探して探して

2月3月と、探しても全然その姿を確認出来なかったバロニアモ。

最近は結構います。

ちょっと前から形跡は確認していたんですがね。
実物を見なかった。


急にコロッと状況が変わるので驚き!!
^o^;



この種はやっぱりバロニアの中にいる時を撮りたい!!



P3250228.jpg

こんな感じ。

でもこういう瞬間ってナカナカ出会えないんですよねー。

中にいることが分かる球体はあっても、顔をこっち向けてるとは限らないんです。

なので出会えたらハッピーなんですよーー!!





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久しぶりにビーチの浅場・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

最近のビーチダイブは少し沖のダンゴウオエリアばかりでしたので、浅場でのネチネチは久しぶりです。

潮も長潮で午前が満潮なのでコンディションは良い筈・・・・・

が、水は揺れ揺れでした。

実力というか、力の半分ちょいしか発揮できず~



アオウミウシ


P3230007.jpg

とにかくアチコチにいて多いというのが印象というか、皆の認識だと思いますが、実は日本の固有種でして、しかも本州四国九州のみなんです。

奄美大島で目撃例があったとかいう話も聞きましたが、それは一回きりで、琉球列島では皆無なのがこの種の特徴です。

そして北へ行くほど繁殖も少なくなるようで、言わば本州の温帯域がベストの生息域みたいですね。


外国人のウミウシ愛好家にとって垂涎のウミウシが、このアオウミウシだそうですよ。


ボクらは見慣れ過ぎてるからって、このアオウミウシを邪険に扱ってませんか??

ウミウシハンターズは「足下のアオウミウシを綺麗に撮ろうとするウシラーさんでいて下さい」がモットーなんですよ!!


アオウミウシ・・・・・今一度よく見てあげて下さい。

実にカラフルで特徴的な模様で、愛嬌抜群です。

^o^v





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振り返るとたぶん7~8年ぶり・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

お客様が城ケ島ビーチにてニシキツバメガイを見つけて下さいました。

ボクの中では薄ぼんやりとしか記憶にない種・・・・・と言いますか、いつぞやに確実にここで見てるんです。

が、よく覚えてないし、写真なんか膨大な数があるのでどうやって探す??ってなります。
(笑)

となると、あああ、もういいや、そのうち出会えるだろう~~~と諦める種が結構あるんですがね。
^^;

このニシキツバメガイもそのうちの一つ。



P3200257.jpg

まっ、環境的には絶対いる種ですがね。
珍しくはないにしても、久しぶりに会えたことがとても嬉しいです。

見つけて下さったことも嬉しい~!!

^o^

このニシキツバメガイは、転石の多い環境にて無腸動物や有孔虫の類をエサとしてる筈です。

無腸動物なら転石下や海藻の生える浅瀬、有孔虫なら砂地、まっ、エリア的に双方有する場合が多いかな。

つまり、磯場がある浅瀬エリアなら、いたる所生息する可能性大ということですね。




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コナユキツバメガイは城ケ島で初・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

コナユキツバメガイはあっちこっちで何度も見てます。

神津、八丈、白浜、沖縄、石垣

あとどこだろう~

そんなワケで種としては珍しくはないのですが、城ケ島では初めて見ました。



P3130031.jpg

全身に白く細かい斑点があり、これが粉雪を連想させます。

ビーチのフクロノリ内部に隠れていたのが透けて見えたので出しました。


城ケ島で初めて見たというのが嬉しいんですよね!!

ただそれだけ。
それだけなんです。
(笑)


過去に城ケ島で出た種で以降は全く出てないというのが結構ありまして、写真が残ってるのか残ってないのか不明なんです。

数十種類にはなろうかと。

そんな中にあって、このコナユキツバメガイは正真正銘初なんですよー。


という喜び!!

でもあまり感動はしませんでした。


やっぱり余所では普通種に近いからでしょうかね??
^o^;





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巻貝の巻き方の違い・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

巻貝には右巻きと左巻きがあるんですよね。

ボクは貝の人じゃないので理由はよく分かりませんが、貝殻のとんがった方を上にして開口部が中心より右側にあれば右巻き、左側にあれば左巻き、

だそうです。

とまぁ、これはボクでも知ってることですが、それを掘り下げて語れるモノはありません。
(笑)



ヒメヤカタガイを久しぶりに見ました。

大きかったですね。
軟体部が大きかった。



P3070147.jpg

螺旋状の線が右側から左方向へ斜めですよね。

ミスガイとの違いはそこが重要かなと。

ミスガイは進行方向から見て左側から右へ螺旋状の線が見えると思うのですが、ヒメヤカタガイのそれは正反対に見えると思います。

でもこれは冒頭に触れた右巻き左巻きの話とは関係なさそうで、どちらも右巻きのようですね。


貝殻の組成過程の違いではないかと思います。

樹木の年輪のように、外套膜がカルシウムから貝殻を作っていきますが、成長するにつれて貝殻の大きさもジワジワ成長するので、それがどの方向からどの方向へ拡大していくのか、その違いじゃないんですかね。

まっ、その見分け方でOKじゃないのかなぁ~~~。

(笑)





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カバヅラなのかミドリタマゴなのか、まあいいや・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

この種は図鑑の著者やサイト運営者によって扱いが違うので、ボクは和名とは切り離して「カバさん」と呼んでます。


P55555.jpg

また写真が縦です。
(笑)

このブログを見るキャリアによっては正常に表示されてるようです。
何故こうなるのか意味が分からない



さて、このカバさんは城ケ島水域ではタマミルの上で見つかるのですが、よーーく見ると、タマミルに生えているモジャモジャの紅藻を食べてるようです。

食べている最中の様子を観察すると、頭部の軟体部が「カクッ、カクッ」と動いているんですよね。

まるでかぶりついてる印象です。

この紅藻がもっとモジャモジャですと、頭を突っ込んで食べています。
その際はいくら撮影でライトを当てていても、動かないし逃げません。


この海藻、名前が分からないのですが、紅藻類の○○ノリ科の何かでしょうね。


以前、ボクは間違えて、この種は動物食だと思っていました。
藻類食なんですよね。
ブドウガイ科の類は総じて藻類食なのでした。


うっかり八兵衛




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真っ赤なサガミアメフラシ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

初めて見ました、こんな色のサガミアメフラシ。

あまりにも赤いのでクロヘリアメフラシの成長個体かと思いましたが、
ヘリは黒くないし外套膜は幅広で貝を完全に包んでいるし~~

何より体はつるーんとした色合い。



P3100085.jpg

ホストは同じくアヤニシキ。

アヤニシキ自体には明らかなる差はない。

つまり食べてるモノは同じと言っていい。

じゃ、なんで色が違うんだろう・・・・・という疑問しか湧きません。
^o^;


産まれた時から、将来はこの色になることが決まってるかのようです。

それは,
ミツイラメリ、コミドリリュウグウ、クロイバラ、ゴマフビロードやその他、同じ種であっても色が違う種などのことのよう。

でも、だとすると、これまでにもう少し出会ってきても良さそうなもんですが、全く初めてですもんね。

その線はないかぁ~~~


種の特徴とは言えず、変異ってことでしょうかね。

ボクには分かりませんがそれでいいや!!
(笑)




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通年になったムラサキミノ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

ムラサキミノもいつの間にか通年で見られるようになりました。
以前は晩冬、初春から秋口までだったように記憶しています。

が、出現数で見てみると上記した期間がもっとも多い??かなという印象。

だとすると一応シーズナリティーのある種と言えなくもない・・・・・



このミノウミウシの最大の魅力は色合いと場所だと思います。



P30600161.jpg

青がかった紫色というカラーリングはやや派手なイメージを持つ方が多いでしょう。
黄色の顔やオレンジ色の触角も然り。

つまり、個体そのものが人の関心を惹きつける要素を持っているんです。



そして場所

城ケ島水域ではウラウズガイやサザエに着生するカイウミヒドラに着きます。

カイウミヒドラとはヒドラの仲間で、巻貝の石灰・カルシウム質の殻を基盤として生きる生物のこと。

これが白くてモシャモシャしたほんわかな雰囲気を作り、ウラウズガイの貝蓋の紫のグラデーションが画面に加わると、先ずはムラサキミノの色との調和を醸し出し、2つ目にその色合いがファンタスティックな印象を与えるという、ひとつの画面内で色々楽しませてくれる・・・・・そんな写真が出来上がるのです。


なのでガイド的には嬉しい一品


お客様ウケも常にいいです。

という分析
(笑)

^o^




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ゴマちゃんの摂餌行為観察はレア・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

以前このような光景を見て
「あああ、このタイプのカイメンがエサなのね~」と思った記憶が・・・・・

去年かな

こういう肌色と言うかベージュ色というか、まぁ、よく見るカイメンですね。


貴重なシーンです。


P3040041.jpg

何が貴重かって、ゴマちゃんを道々で見つけた時、どこへお連れすれば良いかを的確に判断するための材料になるってこと。

そうすれば気に入ってもらえる可能性が高くなるし、ある程度の期間居着いてくれる可能性が大ですよねー。

つまり次の日もガイド出来るんです。

これ、ガイドとしてはとても有り難い話。

特にゴマちゃんは偶然出会うというシチュエーションが多いのでね、同じ場所で数日見られるということがとても難しいのでした。



今日はボートに乗らなかったですが、明日は乗るので様子を見てきます。

いなかったりして・・・・・
そしたら

ガビーーーン
です。





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神奈川県三浦半島の城ケ島と宮川湾でウミウシ探しを専門とするダイビングショップです

umiushihunters

Author:umiushihunters
神奈川県の三浦半島先端にあります城ケ島と宮川湾にて日々ウミウシ探しに邁進するダイビングショップのブログです。

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