ボブちゃん見ーーっけ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

夏の終わり頃から、へいぶ根に行けばいつも探していた種。

ボブサンウミウシ

小さい個体は愛称として「ボブちゃん」と呼んでいますが、今日やっと見つけた個体は5mmないくらいなので立派な「ボブちゃん」
^o^/


写真


PA310037.jpg

この辺りはいつも見ていたんですが、確かに何もいなかったんですよね・・・・・

カイメンの様子を見てみると「来て間もない」感じはします。

食痕、食跡を見ればすぐ分かります。

個体の左側に跡がありますね。
これくらいなら1-2日で食べてしまうので、おそらくここ2-3日で来たようです。

引っ越しを繰り返せば長く見られる種なので、大事に管理していこうと思います。




岩骨のリュウグウチェックもしなくては。

あっちもこっちも大変ですが、あれもこれもお客様皆さまのため。
^o^


あ、ミニミラもずっと探しているんですよね・・・・・




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セスジミノの仲間です・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

またまたレア物がいました。

セスジミノの仲間

ツマベニミノに似ていて一時そちらにしていたように思うのですが、それは間違いでして、セスジミノ属としては同じですがツマベニとは別種にした経緯があります。


写真


PA280033.jpg

ま、似てるっちゃー似てます。

この種を最初見たときは、南方種のツマベニミノの温帯域バージョンかと思わせるほど類似しているように見えたのですが、よく見ると背側突起の色彩パターンが同じではないし、触角のヒダがツマベニのそれは後方のみに顕著で、当該種のは1周全てです。


種の同定作業(DNA除く)に色は決定的とはなりませんが、色彩パターンや特徴的な線、二次鰓や触角の形状は個体差がもたらすモノではないので、そこはしっかり見るようにしています。

然るに、写真の種とツマベニミノは別物でした。



えーーっと、それで、この写真の種「セスジミノの仲間」は年間で2-3個体程度しか見ません。

つい先日、やや大きめの個体を見つけましたが、今日また極小を見つけました。

取り敢えず目撃例の少ない種なのでレア物とみていいでしょうー。
^^





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これぞ城ケ島のザ・コミドリ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

これぞ、この大きさこそ、城ケ島のコミドリリュウグウです。

最初に写真ですね。




PA250044.jpg

1センチを超える大きさで緑色・・・・・これぞ城ケ島のコミドリリュウグウといった個体です。

ボクはこのしっかりした手ごたえ??(笑)のあるコミドリリュウグウが大好きです。

タンブヤ・カヴァ(コアカリュウグウ)もそうですが、ある程度の大きさでないと色や形状がハッキリせず、「ああ、コミドリ」だけの感想になるなんですよねー
(笑)

わかるかしら、この感覚
(笑)

リュウグウ系って姿がカッコいいと勝手に思っているからなんでしょうが、しっかりと出来上がった個体でないと心が躍りません。
それがコミドリでは顕著っていうことです。

他の、ミドリ、サガミ、スルガ、クロスジ、トサカ、他、などは逆に小さい方が綺麗で可愛いですがね!!


んで、何が「これぞ城ケ島のザ・コミドリ」かというと、ズバリ色です。

真緑色はおそらくここ城ケ島の特徴かと思っております。

他では見ない・・・・・いや、きっといるでしょうが、少ないように思います。



城ケ島においては更に少ない茶色や黄金のコミドリ、うんこ色のコミドリ、それらが出るのはもっと寒くなってからです。

あああ、楽しみで仕方がない。
^o^




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秋のリュウグウフェスティバルに向けて・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

ミドリリュウグウのおチビちゃんです。

写真からですかね。
(笑)



PA240031.jpg

城ケ島岩骨の高の壁では、フサコケムシがそこそこワサワサしてきました。

でもまだそこそこです。
^^;

もっと茂みのようにワサワサしてくる筈なので、それにはもう少し時間が必要です。

最盛期は11月です。



今のところはコミドリリュウグウを筆頭にまだ5種ですね。

コミドリリュウグウ
サガミリュウグウ
ミドリリュウグウ
トサカリュウグウ??
クロスジリュウグウ

これら全てがまだミリ単位。

あと数種類出ることを祈念して壁を見つめていきましょう。
^o^v



一緒に壁のフサコケムシネチネチする人募集です。
^o^/





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やっとクロスジリュウグウ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

壁のネチネチをこの2日間やっておりまして・・・・・

昨日は北側、今日は南側の端からゆっくり。

まだまだ全部は見れていませんし、見てきたところでも隠れてて一見では分からないことも多いので、あと3本は潜らないとダメかと思います。


やっとクロスジリュウグウを見つけました。



PA220071.jpg

毎年発見できるレベルで2-3個、見つけていないのも入れるともっといるのでしょうが、今日やっと1個目。

まだまだ他にもいるはずなので継続して探して参ります。


おおおおおっ!!っていう南方の種も出るかな??
出て欲しいですね。

壁のリュウグウ探しは基本的にネチネチしかないので、この時はペシペシ禁止でやっていきますよー。



秋のリュウグウフェスティバルに向けて着々と準備が進んでいます。





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秋のリュウグウフェスティバル・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

城ケ島岩骨の高の壁にフサコケムシが育ち始めています。

毎年10月くらいからワサワサしてまいります。

フサコケムシの最盛期は11月ですが、10月くらいから小さいリュウグウ系のウミウシが散見されるようになります。

去年は9種のリュウグウ系を見つけました。

オオクチリュウグウ(オセリュウ)
トウモンリュウグウ
ガブリエラ
クロスジリュウグウ
トサカリュウグウ??
スルガリュウグウ
サガミリュウグウ
ミドリリュウグウ
コミドリリュウグウ

これだけの種類が見られるのは城ケ島ならではです。
もっと言うとウミウシハンターズならでは 
^o^;

わははは



PA130063.jpg

トサカリュウグウとされる種

この種は相模湾でも結構見られる種ですが、これがすぐにトサカリュウグウであるかどうかは断言出来ません。

このタイプのモノにも、二次鰓と尾部の色合いが緑色と青色がいるんですよね。
色違いは同定のカギとはなりませんが、名前のないクロスジ属一種とトサカの幼体時の区別がつけられていない現状下では、写真の種を明確に分けることが出来ません。


個体採集したという他の話もあるので、DNAの結果が待たれます。



さぁ、皆さまと一緒にウミウシ探しが出来ればいいな。




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ボクはこれが結構好きである・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

宮川湾のトビ根で見たセスジスミゾメミノ。

前回のトビ根で見つけていた個体なんですが、その時より明らかに大きくなっていたという・・・・・
^o^;

10日ほど前だったような気がしますが、その時より1.5倍は大きいです。
(笑)

ウミウシは成長が早い。
大きめの種は特に。



PA170106.jpg

ヤギモドキウミヒドラに一度着くとほぼそのホストから動かないので、ガイドするにはありがたい種です。
ヤギモドキの枝部分(キチン質部分)にピンク色の卵塊をグルグル巻きになるように産み、それは肉眼でもすぐ分かる量と色です。


ボクは普通のスミゾメよりもこちらのセスジの方が好きなんですが、スミゾメは全部が黒っぽくて写真写りがいつも残念なのに対して、セスジの方は体色は黒く背側突起は白いので色味がハッキリして撮りやすいからなんですよねー。

それとこれは共通ですが、物理的に高みに位置する(ホストに着くこと即ち水底ではないということ)ので、背景を黒く抜くなどが簡単に出来るんですよねー。


と、利点を書き連ねても地味には変わりない・・・・・
(笑)





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群がっているとはこのことです・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

ツルガチゴミノが集まってしまっています。
シロサメハダの卵をみんなで和気あいあいと食べてしまっています。

これ、親のシロサメハダはどんな想いなんだろう・・・・・


写真


PA140015.jpg

食堂です(笑)


これなんですがね、実は違う場所からボクがここへ1個体連れてきたのが始まりなんです。

ツルガチゴとツノヒダがシロサメハダの卵を好んで食べるのを知っているので、お引越し頂いたんです。
が、日に日にこんなことになろうとは思いもよりませんでした。

画面には入っていませんが、奥にもう1個体いましたので全部で5個体です。

産んでも産んでも食べられてしまうワケですが、シロサメハダが何回も産卵するのを知っているが故の所作で、ガイドするためのテクニックですので、どうかご容赦頂けると幸いです。

^^;



そういえば長らくチゴミノを見ていません。
今年の夏はトモエミノは何回か見ました。
スナチゴは春にビーチで多く見ましたね。

他のエッグイーターも出るといいなぁーー





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アミメイバラがまたいた・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

今年の春に超久しぶりに出たアミメイバラ。

クロイバラやザ・イバラと同じ生息環境なので、時季は春かなと思っていたのですが、秋にも出ましたね。

アミメコケムシの類いが春以降は確かに一時期枯れ、最近はまた増えてきた感はあります。
なので生息が可能なんでしょうね。

水温が春と比べると高いと思うのでそこだけが不明ですが、そういう点からするとアミメコケムシ科の類いも生息可能水温に幅がありそうですね。



PA130017.jpg

最近、オケニア・ナカノアエという学名が付きました。
全ウ連の中野先生への顕名でしょう。


この色がどうしてもべっこう飴に見えるので、「べっこう飴」「べっこうイバラ」と呼んだりもしています。
イバラ属の類いはボクの好きなタイプの子が多いのですが、一部のマニアさんを除き(笑)、そんなにウケはよろしくないのが現状ですね。

なんだろう・・・・・かわいい!!ってのとは程遠い??

^^;



セスジイバラ
ハナサキヒメイバラ

この2種も久しぶりに会いたい。





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炎の中にウミウシ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

燃え盛る炎のようなチゴケムシの中にミノウミウシがいます。
実際に炎の中にいるワケがありません。

(笑)


写真


PA080030.jpg

この種が所属する属をログ付けで説明するときが困るんですよねー


媒体ごとに分けてみます。

世界のウミウシ・・・・・Trichesia sp. フジエラミノの仲間
1260図鑑・・・・・Tenelia sp. シロタエミノの仲間
日本のウミウシ・・・・・Trinchesia sp ゴシキミノの仲間


それぞれが違います。


ボクはどれに沿ってデブリーフィングをすれば良いのでしょうか。
どれか一つに沿ってしまうと、その方が他で違うデブリーフィングを聞いた時に混乱させてしまうので、なるべく全て言うようにしていますが、キリがないので和名がある場合やニックネームがある場合など、強いてそれを言うようにしています。


写真の個体は「カツヤマミノ」とゲスト様には伝えました。
これは日本のウミウシですでに和名が出されていますので。。。



2日間大阪からお越しいただいたお方。
遠方からわざわざありがとうございました。

孔子曰く、友遠方より来たる、の言です。
陸に海にたくさんご一緒させていただきました。

^o^v





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神奈川県三浦半島の城ケ島と宮川湾でウミウシ探しを専門とするダイビングショップです

umiushihunters

Author:umiushihunters
神奈川県の三浦半島先端にあります城ケ島と宮川湾にて日々ウミウシ探しに邁進するダイビングショップのブログです。

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