全然知らなかったこともあります・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

ウミウシの種類の多さに困惑というか、知らない種がたくさんあります。

普段から見ている種でも、場合によっては別種扱いにされていたバージョンがあるという・・・・・


何がどうなるとこれになる
何がどうもならないからこれになる

そんなこんなで、日頃からしっかり勉強しないと正しい同定が出来なくなりますね。

移り変わり
日進月歩

あ、分類に関しては必ずしも日進月歩ではないと感じます。

なので、現場の者としてゲリラ的に進めていくしかありませんし、その必要に駆られます。



PB270064.jpg

これまでにもたくさんこの種を見てきましたが、背中にややある白い斑紋のあるないで別種扱いにしているなんて知らなかったです。

和名のニセハクセンミノには体に斑紋はないですね。
写真の種には斑紋があります。

それ以外の特徴は全て同じにしか見えません。



という具合に、これまで何度も見てきたモノが
「あーあ、そうだったの??」
なんて始末。


ウミウシは奥が深い、じゃなく幅が広い。


この言葉を覚えておいてください。
^o^





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今朝は・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

今日はゲストさまはいませんが、見ておきたいモノがあるので準備はしておいたのですが、昼前から4件の打ち合わせが続くので調査ダイブはやめておきます。

明日がネチネチのお方なので結果に期待。
がんばろうー。



さて、先日から採取しようと心掛けていた種を2種類取りました。

コトヒメです。

この種には2種のバリエーションがありまして、実際それらがバリエーションなのかも不明ですが、大学の研究施設に送りましてDNAを採取して頂き差異を確認します。

上手くDNAが取れるかは分かりませんが、何かしらの結果が分かればそれで良いのです。


あ、これです。



FB_IMG_1637800112172.jpg

比較的多く生息する種なのでご存じの方も多いでしょう。

コトヒメはよく複数で同じ場所から見つかることが多いですが、上のタイプと下のタイプが混生しているシーンを城ケ島水域では見たことがありません。


写真から考察すると、2種の容姿が明らかに違うのが見て取れます。

一見して同じようではありますが、

①頭部に相当する部位の2つの突起の形状
②正中線にて前から後ろにかけてある凸の部分の形状
③周縁部の凸の特徴
④二次鰓の形状と色合い
⑤上のタイプには全体が黄色いバージョンが存在するが、下のタイプにはそれがない。
⑥全体的な配色パターン、色味


これ、絶対に異種だと随分前から思っていたので、異種同種の結果の如何に関わらず明らかになるととても嬉しいです。


ボクはこれが、異種同士がお互いを少しずつ似せていくミューラー型擬態だと思っています。





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超お久しぶりさん・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

昨日はクタクタで更新する余力がありませんでした。
^^;

でもぐっすり寝ました。
清々しい朝です。
^o^/


昨日はとてもとても久しぶりな種に会いました。

サギリオトメ

先日、サギリオトメかと思った種がオセザキオトメだったという嬉しい誤算がありましたが、昨日は正真正銘のサギリオトメです。
(違ったら大笑い)



PB230112.jpg

まだ小さい個体でしたね。

ですがこの種、実に7年ぶりなんです。

そして2回目。

1回目に会った個体が世界のウミウシに登録してあるので、日付が書いてあります。

だから7年ぶりだって分かりました。
(笑)


池ちゃんガッツポーズ出したけどゲストさんは見てなかったようでした。
^^;



今日明日は残念です。
折角のご予約でしたが、スライドして下さると嬉しいです。

^o^




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緑のオセリュウもやっと発見・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

旧オセザキリュウグウは緑色がオーソドックスでして、最近の城ケ島岩骨では黄色のバージョンが見つかってはいましたが、肝心のというか、多数派の緑がまだという状況でした。

が、今日発見。

やっとです。


PB210132.jpg

探しているモノが見つかると興奮するモノです。

今日のこの発見も嬉しかったです。


壁のフサコケムシがかなり増えてきました。
今年は何故か少し遅いです。

水温の下がり方も遅い・・・・・関係あるのでしょうかね。


秋のリュウグウフェスティバルもまもなく開催かもですね。

って、もうじき12月ですが(笑)


11月21日現在

コミドリ各色・・・・超たくさん
ミドリリュウグウ・・・3個
サガミリュウグウ・・・5個
クロスジリュウグウ・・・3個
トサカリュウグウ??・・・2個
旧オセザキリュウグウ・・・2個

※ チビに限定しての数字


まだまだこれからです。




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クロスジリュウグウ2個目・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

毎年2個か3個は出るクロスジリュウグウですが、昨日2個目を発見。

1個目が2週間くらいで姿を消したので、この出現は嬉しいしありがたい。


1個体目は2mmちょいで見つけてから姿を消す直前では5mmくらいまで成長しました。
たったの2週間ほどで倍にはなっていたと思います。

成長の早い種なんでしょうね。

昨日見つけた2個体目も極小。
2mmです。

この子の成長も見守っていけるといいな。




PB180072.jpg

水色っていうのがポイント。

ウミウシを年中探していて、そして見ていて、この色合いのウミウシを他に見ませんね。

赤、青、黄色、緑、紫、ピンク、オレンジ、茶色、黒、白、灰色・・・・・


水色はクロスジリュウグウだけです。
^o^

そんなワケでもあると思いますが、この時期しか見られないクロスジリュウグウはリュウグウの中でも好きな方です。





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出ています。旧オセザキリュウグウ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

日曜日に発見しました。
旧オセザキリュウグウの「オオクチリュウグウ」

数年前発表された新和名がオオクチリュウグウ

ですが、長年オセリュウで慣れてきているので、愛称のままでいます。



この種はとても小さい時から、混生するコミドリリュウグウとは一見して違います。

それは体の周縁部の線と背面にあるいくつかの線です。
背面の線は個体差がありますが、周縁部の線はだいたい共通していますね。



PB160120.jpg

この写真だとそれが分かりづらいです。
^^;



PB160118.jpg

これだと分かります。
じゃ、最初からこっちにしろよって??
(笑)


オオクチの由来は、口触手に相当する部位が左右に大きく突起し、それが大きな口に見えるからだそうで、確かにガンダムに出てくるザクのようです。
^o^

ボクは以前からこの種が好きで、毎年秋になると探し回っています。
日曜日、今季1個体目を見つけられて嬉しかったのですが、ちょっと遅めかな・・・・・なんて思いまして、2個目3個目はあるのかな、なんて心配もしています。

が、思ったよりフサコケムシも生育して参りまして、その他リュウグウの出現も期待しています。





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ゲスト様が発見・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

ゲスト様がまた凄いモノを見つけてくれました。

世界のウミウシではフジエラミノの仲間75番

その他、どうもホリミノ科の仲間にしているモノもあるようです。

背側突起や口触手を見るとホリミノ科にしてしまいそうな雰囲気はあります。



PB130076.jpg

これは南方の種でしょうね。

サイトでの掲載数が極端に少ないので断定は出来ません。

しかしバリでの撮影分が上がっているので、やはり南方種ですよね。

日本の温帯域で通常見られる種が赤道あたりでも見られるという種は結構ありますが、その場合あちらこちらの水域にて目撃例があるくらいの一般的な種の筈ですし、写真のこの種は報告がほとんどないということで、はるか南での目撃例を最大限参考することになるでしょう。


ありがたい・・・・・

ゲスト様が見つけて下さった南方のレア種が、今年は2個城ケ島のへいぶ根で見つかりました。

イバラの仲間・・・・・さなえちゃん
フジエラミノの仲間・・・・・アズサさん

どうもありがとうございます。





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今週は全然潜れず・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

週の最初に2回目のワクチンを行い、様子見で翌日は海の予定を入れず水曜日からと思いきや、天候がひどいですね。

ずっと南西や西です。

西高東低型の気圧配置ですが、もう冬型??

え??

早い・・・・・

今週末は潜れそうですが、土曜の明け方まで西風が吹くので、相模湾側はキツそうです。


土曜日のお方は相模湾側で探し物を希望されているのにね。


ToT


日曜日は大丈夫です。
来週も結構大丈夫そうです。

ご予約下さるといい仕事いたします。
^o^




今週は写真がないのでどうしよう・・・・・



デザイン③ - コピー

困ったときの看板写真
(笑)


アオウミウシをどれだけ美しく、もしくはカッコよく撮れるか大会でもやりましょう!!
今度

^o^/

商品付きで
^^





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なんだか変なミドリリュウグウのチビ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

城ケ島岩骨の壁・・・・・今年はリュウグウがいまひとつですが、遅くなるのでしょうかね。

で、ミドリリュウグウのチビの別個体を発見しまして、
よーーーく見ると、体の正中に線があるんです。


こんな子初めて見ました。



PB070057.jpg

トリミングを相当な倍率でしたので画像悪しですが、まぁ、分かりますよね。

線がハッキリ見えます。

ミドリリュウグウはなかなか不思議な種でして、小さい時の個体差が結構あるんです。

スタンダード型
黒っぽい斑点がある型
スルガを思わせる黄色っぽい触角の型
紫色の型

まぁ、こんなもんでしょうかね。

この個体差の理由は分かりませんが、みな同じ環境下、即ち同様のコケムシ類に着くので、食性だけではないように思います。

少しずつですがミドリリュウグウのベーシック型から分離独立しようとするDNA型でもあるんでしょうかね・・・・・



今週は潜りたくても海況不良で無理っぽい。
ToT

壁をじっくり攻めないとね。





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そしてミラも登場・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

ナノミラをご紹介した直後、同じへいぶ根でミアミラの小さい個体、ミラを発見しました。

ミニミラからミラになったばかりの個体ですね。

まだミニミラと言ってもいいくらいのサイズです。



PB060063.jpg

今日はムラサキウミコチョウをたくさん見ました。

ミアミラとムラサキウミコチョウはエサが同じでして、このエサが元気モリモリになり始めたなぁーと思ったら出てきました。
彼らも分かっているようです。
(笑)



と、すると・・・・・・


ヨセナミも出るかな???

なんか出そうな予感。
^^v


探してみます。





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神奈川県三浦半島の城ケ島と宮川湾でウミウシ探しを専門とするダイビングショップです

umiushihunters

Author:umiushihunters
神奈川県の三浦半島先端にあります城ケ島と宮川湾にて日々ウミウシ探しに邁進するダイビングショップのブログです。

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