イロマユ発見でーす・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

レア種というワケではないんですが、人気の度合いがとても高いウミウシでして、出現率と人気度のバランスから計るとこれも貴重種と言えそうです。

イロマユミノ



PC060093.jpg

傾向的な面で見ると、前投稿のツマグロミノと同様です。

出現率の低さと人気度の高さ。

その2種を立て続けに見つけてしまいました。
^o^/


特にこのイロマユは女子ウケが半端ないです。

ツマグロミノの方はシャープでカッコよく、男女どちらにも人気です。


このイロマユはオレンジスズランと呼んでいるヒドロを好みます。

実際、よくその茂みにいることが多いです。


週末のお客様に見せられるかな・・・・・

強く望まれています。
イロマユミノもツマグロミノも。。。。。





DIVING SHOPウミウシハンターズ










ツマグロミノ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

ツマグロミノを見つけました。

赤いタイプ。

若干オレンジ色っぽい個体もいるのですが、それは大抵の場合小さい個体。
小さいウチは色がそれなんでしょうね。


年間に3-4個しか見ない種です。
もっと見ることがない種もいるので、その点でツマグロミノはレアではありませんが、人気の度合いと出現率にてバランスを計るとレアに感じます。



PC050053.jpg

いまだにホストはわかりません。
ま、それを言うと分からない種ばかりですが(笑)、ツマグロミノは「何かに着いている」が一定ではなく、見つかる環境がバラバラです。

城ケ島の場合、相模湾側のポイントの水底で見つかることが多く、よくあるのはタマミルに乗っていることです。

しかし、フサコケムシに着いている場合も2回ありました。

赤い海藻(ガラガラやカニノテなど)から見つかることもあり、おそらくは上記したそれらベース(基礎)に固着するヒドロ虫をエサとしているようです。


とは言え、それらに置いてもそこに居着くということはありません。
過去何度も試しましたが、次の日にはもう姿を見ることはありませんでした。


つまり謎


そういう意味で「稀少」ではなく「貴重」です。






DIVING SHOPウミウシハンターズ










ウネウネの中の光明・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

木曜日は宮川湾。

海況は残念としか言いようがない有様でした。

潮当たりとウミウシが着きやすい環境が種によって相反したりマッチしたりなのですが、宮川湾は「出す」という作業の特質上、ミノウミウシやラメリ上科の類いが多いんです。

ところが、それらの種は荒れた海況の最中や直後では奥に隠れて出てこないのです・・・・・

そして潮通しの良いエリアは彼らが好むヒドロやコケムシなどもよく育ち、なので率先して向かうところですが、そういう場所こそウネウネでどうにもならないことが常なんです。



という条件の下見つけたキカモヨウ

ハッキリ言ってこれくらいしか印象のない日でした。

仕方がありませんがね。




PC020035.jpg

キカモヨウには2つのタイプがありまして、触角がグリーンで背面の模様が宇宙みたいなやつ。

それと写真のタイプ。
触角がオレンジで背面がハイイロイボみたいです。

どうして2タイプあるのか知りませんが、ここまで違うと同種じゃないのではと疑いたくなるのも当然。

地域差では済まない程度の違いですもんねー。



このキカモヨウ
城ケ島水域では稀少です。

出ると嬉しい種ではあります。

が、きまって触角がオレンジのタイプです。
グリーンのタイプは南方にのみ生息するようです。





DIVING SHOPウミウシハンターズ










いなくなってしまいましたが・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

この写真の個体。
上の個体が今回見つけたモノで、下の個体はおととしのモノです。

今年見つけたモノはとてもとても小さく、最初は旧オセザキリュウグウ(現オオクチリュウグウ)の極小と紹介してきました。

しかしよく見ると、線の入り方が違います。

多い。

オセザキに関していえば、極小の個体のそれは1本プラス薄い線が2本程度なんですよね。


ということは・・・・・



写真


Collage 2021-11-2500_53_10

リュウグウウミウシですね。
ザ・リュウグウとしておきましょう。


馬場先生記載のリュウグウは相模湾産の個体で、南方によくいる黒っぽい個体とかなり似ている色合いですが、これが相模湾で目撃されたという話を聞いたことがないんですよね。

どこかで出ていたのかな・・・・・

んで、写真のような明るい色彩のリュウグウが大きくなると変異して黒っぽくなるのか、はたまたこのままの状態で大きくなるのか、それを観察可能な範囲で見ていきたかった・・・・・

だって、このまま大きくなっていったら絶対に別種でしょうー。


しかし、先日の大西(風のことです)でいなくなりました。


そりゃそうです。
目印ウェートが行方不明になるくらいの潮当たりだったようですので。






DIVING SHOPウミウシハンターズ










神奈川県三浦半島の城ケ島と宮川湾でウミウシ探しを専門とするダイビングショップです

umiushihunters

Author:umiushihunters
神奈川県の三浦半島先端にあります城ケ島と宮川湾にて日々ウミウシ探しに邁進するダイビングショップのブログです。

カレンダー
11 | 2021/12 | 01
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
こちらに注目!!
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
QRコード
QR