裏を見抜け・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

心理戦みたいなタイトルです。

けど、全く関係なし。
(笑)



裏を見ろ・・・・・つまり、ウミウシの腹面も見ないといけない場合もあるということ。

先日、城ケ島ビーチでツヅレを見つけました。

岩の裏にペタッと。
^^


おっ、ツヅレがようやく見つかったと小躍りしながら撮ってましたが、小躍りせずに裏(腹足)を見なさいという話。

^o^;




PA270260.jpg

こういうやつ

世の中のウミウシファンには全く以て不人気な見た目(笑)ですが、コアな方には好かれるというレベルです。
(笑)

腹面は背面と同じ色合いで暗褐色の小斑紋が多数あるらしい。

じゃ、それも確認しないといけないですよね。

以前、この種についてそれを言われてて、でも忘れたという失態。



確認したいけど
まだいるかな・・・・・





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カツヤマが2個いて仲良し・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

カツヤマミノが2個いました。

1個は産卵していましたよ。

どうやら仲が良いようでーー


産卵していない方はベニクダウミヒドラ??を食べていました。

アムアムむしゃむしゃと音が聞こえそうです。



PA240212.jpg

ポリプ花にかぶりついているのが見えます。

カツヤマミノはこれまでに何度もペシペシで出してきましたが、こうやって摂餌中や産卵中の個体に出会ったことはなかったので、ちょっとした生態が分かったのが嬉しいです。



生態が分かるというのはウミウシハンターとしては上に位置する嬉しさです。

そのひとつひとつの積み重ねがプロとして重要で、匠になるにつれその情報量が増える・・・・・そう思っています。


木曜日はいなくなってたのですが金曜日は復活してました。
2個とも

どこいっとったんやーーーって話。
(笑)





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訂正です・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

ひとつ前のブログで

ハクセンミノの仲間(cratena)で愛称がモモガオミノというのがいて、そろそろ出始めると書きましたが、あの種は採取してDNA検査の結果フジエラミノ科を示すデータが出たので、フジエラミノ科の仲間にしたんですよね。

どっかに写真ないかな・・・・・



P7250004.jpg

あったあった
^-^

去年の秋の写真ですが。



どう見てもぱっと見はハクセンなんですよね。

実際ハクセンとフジエラにはそれほどの差がないんじゃなかろうか・・・・・というほど似たり寄ったりな気がしますが、現実はオオミノ上科とヒダミノ上科といった上科レベルで違うんですよね。

と、検査を出してくださった方も「ハクセンから遠いんですが・・・」とおっしゃってました。





てな感じの訂正です。
^o^;


10月が終わろうとしている・・・・・





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とていも小さい南方種・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

ホホベニミノという種がいます。

いますと言うか、ボクは知らなかったです。
こういう名前のウミウシがいることすら。
(笑)

基本的に南方種に弱いですね、ボクは。

城ヶ島で見たことがない種は大変多いですが、そういうウミウシでも多くは知識としてだけでも知っているつもりですが、実は知らない種が多い・・・・・

という実感

分からない種は世界のウミウシ管理者の木元さんにメールです。
^o^



PA230128.jpg

これはTrinchesiaにしてあるのでフジエラミノの仲間なんですね。
(世界のウミウシによると)

顔がピンク色だからホホベニでしょうが、ハクセン(Cratena)の仲間でモモガオというあだ名を付けたミノウミウシもいて、そちらも顔がピンク色ですがホホベニほどではありません。

頭部の一部領域が桃色。

あああ、モモガオさんもそろそろ出始める時期ですね。
^-^



ホホベニミノ

初めて出会いました。





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城ヶ島の野良ちゃんですが・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

城ヶ島ダイビングセンターに出入りしていた野良猫のシロコが虹の橋を渡りました。

今日の昼過ぎだそうです。

朝はいつもどおりエサを全て平らげ満足そうに寝ていたようですが、昼過ぎに死んでいたらしいです。

急ではありましたが、血液検査や各臓器の数値検査を見る限り、あり得ることだったと思います。

入院を決める際の検査データを見ながら、動物病院の先生と長い時間話をしました。

ほぼほぼ腎不全だったみたいですし・・・・・



今日はウミウシの内容ではなく、野良猫のシロコが死んでしまったことをブログに書いています。



推定15歳以上は確実とのこと。
野良猫で15歳以上は凄い長生きだそうです。


耳の皮膚の状況が異常に思えての捕獲、入院でしたが、腎臓の負担を考えると手術が出来ず、病理検査でも皮膚がんが指摘され、引き取るか思い切って手術をするかの2択で悩んでいた最中の急死・・・・・

遅かれ早かれだとは思っていましたが、あああぁぁぁ・・・・・でした。


本日夕方には動物を火葬して埋葬して下さるお寺さんに渡してきました。

明日骨になります。



長い間ずっと見てきましたので、キチンと埋葬してあげられるのがせめてもの救いです。

入院から野に解放しても長くない命
そして間もなくどこぞの野原で朽ちていくだけでした。



悲しいな・・・・・という日でした。






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やっと見つけたアカイコミノ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

アカイコミノと呼んでいるホリミノの仲間

城ヶ島では安定して登場するんですが、今年はまだ出ていませんでした。

いつも夏から秋にかけてでますが、過去には春にも出たことがあるので、もしかすると割と通年なのかもしれません。


とすると、エサの幅も広いのかなぁ。


着く海藻だとカニノテが多いですが、ノリ科の紅藻にも着くしミルやチャシオグサに着いていたことも過去にはありました。
つまり、それらに固着しやすいそれぞれのヒドロ類を食べるのでしょうね。


ってことからすると、通年見られても不思議ではない気がする。。。



PA190290.jpg

女子ウケのするカラーリング

赤は女子的に正義です。

赤は女子的に金

赤は女子的に吉

もうこれくらいにしておこう。
(笑)


今年は台風が立て続けに来ている影響が大で、水底環境がウミウシ的に良い方ではないです。

それでも、その中でも、なんとか探し出してお見せするのです。

プロですものーー。

^^;


で、このウミウシには名前がないのですが、

アカイコミノ
でよろし





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なんだろう、これ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

得体の知れないモノがマダラウミウシの背中から食い込んでいるようです。

黄色いやつ。

剥ぎ取ろうとしたのですが剥がれないので、体の内部にまで入り込んでいるようですね。



PA160181.jpg

よくミノウミウシの類いやショウジョウなどの内臓嚢の体表面にカイアシ類が寄生するのですが、この黄色い物体が何者かが分かりません。

ずっとずっと以前、ホウズキフシエラガイにこれと全く同じモノが寄生していたのを記憶しています。

あの時も結局何か分からなくて、そのままうやむやにしてしまいました。

その時のホウズキフシエラガイは瀕死の状態だったのですが、このマダラは結構元気でした。
^^;


寄生する(パラサイト)側が裸鰓目の種に着く場合、主に二次鰓に産卵することが多いですが、この利点を整理して考えると、肛門に近い、つまりウミウシの排泄物から有機物を摂取できる、もしくは、食い破って体内に侵入する場合いち早く内臓嚢に到達できる、この辺りでしょうか。

外敵に襲われることの少ないウミウシに産み付けることで、タマゴの孵化の可能性を上げること、この点は不変かななんて勝手に思っています。
(笑)

しかしこの物体は卵塊などではなく、ましてや二次鰓からも距離があります。

もしかすると寄生虫の頭の部分が体内に入り込んでいて、今見ているモノはお尻の部分、つまり逆さ状態なのではなかろうか・・・・・

ショウジョウにそういうのがあったな。
これもそうなのかもです。

ごっそり剥がせれば剥がしたいのですが、きっと内臓部分もくっ付いてきてしまいそうでためらいます。

どんな状態なのか実際に確認したい・・・・・



こういう興味をコツコツ解決していくとガイド力が上がるもんです。






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宮古へ行きまして・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

ツアーじゃありません。

息抜きです。
^-^

アクアスターの鎌田さんのところでのんびりとウミウシダイブをしてきました。
他にお馴染みのムッタさんやマユさん、存じ上げてましたが今回お会いできた大場さん。

そうそう、ぴよぴよ ^o^

それから、わざわざ日程を合わせて来てくださったかおりさん。

楽しかったです。
^^
また集合しましょう。

次こそ参加したいというお方はご自由にどうぞ
^o^



PA120277.jpg

大場さんが見つけたかな??

アオウミウシの仲間
^-^

これ、城ケ島ではここ数年でかなり出るようになりました。
が、以前はいなかった種です。

南方で見るこれは城ケ島で見るあれと全く同じでした。
(笑)

よく、南方と温帯域とで出る同種は色柄が違うということがあります。

が、これについては同じなんだな・・・・・と思った日でした。

^o^



みなさん、ありがとうございました。




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原点です、アオウミウシ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

時節柄アオウミウシだらけです。

毎年この時期はアオウミウシの極小たちがいっぱい。

今年もです。
全然ご多分に漏れません。

(笑)



PA090065.jpg

アオウミウシ大会でもやりたいくらいです。

1diveで何個見つけるか競うとか。

20個以上は堅いかな ^^;



アオウミウシはウミウシハンターズにとって基本です。

この時期は足元を見ればいるよね、くらいいるのですが、だからって無視するようなことはせず、この子はこういう模様なんだなとか、触角でかいなとか、見ると色々違うもんです。

で、足元のアオウミウシもちゃんと撮りましょうーー、的な想いを常に持っているウミウシハンターズの池田です。

^o^v




さて、宮古の鎌田さんのとこへ行ってきます。

たまには息抜き。
^-^




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大好物な異色・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

コミドリリュウグウは定番のウミウシですが、実に色々なタイプがあってよろしい。
^-^

コミドリのバリエーションには緑、薄緑、深緑が挙げられますが、エサの具合で黒っぽいのも多いらしく、伊豆なんかはそのようです。
(実はボクはそれを一度しか見たことがない)

城ヶ島水域だと他に黄色、茶色、綾鷹色(伊藤園でもいい、笑)、黄金色と様々の色の種類が出ます。

と言っても黄金色や綾鷹色や茶色はレアですが。。。


昨日見つけたのは綾鷹色になるのかな・・・・・小さいのでまだハッキリしませんが、通常の色合いのコミドリでないのは確か。

動かないで欲しいな
観察していきたい

^o^



PA090134.jpg

3-4mm

まだこのサイズとはいえコミドリとしては普通なのですが、緑色系のコミドリはあまり大きくならない中にあって、茶色(ウンコ色)や黄金はかなり大きくなるんです。

20mmとか。

写真の綾鷹??系タイプの種類はそこまで大きくならないと思いますし、大きいのを見たことがありません。



まだ不明な疑問点

ごく普通のタイプのコミドリが壁のフサコケムシの仲間に着くのに対し、茶色だの黄金だのカヴァだの写真の子などは水底で見かけるんですよねぇーー。

やや生息環境が違うという事実。





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神奈川県三浦半島の城ケ島と宮川湾でウミウシ探しを専門とするダイビングショップです

umiushihunters

Author:umiushihunters
神奈川県の三浦半島先端にあります城ケ島と宮川湾にて日々ウミウシ探しに邁進するダイビングショップのブログです。

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