本年も誠にありがとうございました・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

本年も多くの方に多くのガイドの機会を与えて頂きました。

今年も500本を超えました。

ここ数年、多少の増減はありますが、なんだかんだ500本超えです。

なんだかんだ同じくらいの理由は分かりません。
(笑)

兎にも角にも、本当に多くの方々と一緒に潜らせて頂きました。

心より御礼申し上げます。



^o^



12月最終日、水温は16℃前後となり、例年と同程度です。

このままいけば、例年通りウミウシがたくさん出てくれそうですね。
^-^

楽しみに年明けを期待したいと思います。



デザイン③ - コピー

来年もがんばるぞーーー!!!

ウミウシとか他にもいろいろ
^o^/





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今季初観察・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

今季初観察。
今季なのでこの冬という意味。

今年と言ってしまうと1月2月を含んでしまうので。
^^;

水温が下がるシーズンに出現するノトアリモ



ビーチの浅場で出しました。
どうやらいくつか他にもいるようで、2個体目も昨日見つけましたよ。
^o^


ノトアリモにしては結構大きめなんですよね。
小さい頃はどこにいたんだろう・・・・・

あれだけネチネチしてたのにね。
小さい頃の個体なんて見てない。

つまり、もっと以前から生息いてたってことでしょ???

急にビーチに入ってきたワケでもないだろうに。



PC280269.jpg

もう黒っぽいんですよね。

色の違いは、小さい頃はとか大きくなるとではないと思うんです。

大きめでも赤っぽかったり、写真の個体のようにワインの色のようだったり。

小さい個体で透明のも見たことがあります。
その頃だと基本的には赤っぽいのが多いけど。


ってことは食性かな・・・・・

紅藻類の何かがホストなんですが、特定出来ないってことはある程度幅広いんでしょう。


ウミウシの場合、同種でもちょっとした色の違いってのは大抵がそういうことです。





さて、年内はもう一度投稿して、その稿で挨拶しますね。
^-^





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サイズはもちろん大切なデータ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

昨日はちょっと久しぶりにへいぶ根に入りました。

いてくれていた子がいくつかいなくなっていて、かなり残念でしたが、へいぶ根にこの季節出るレア物がいてくれました。

1か月以上前にも2個同時に出ましたけど、今回のは小さいです。


で、昨日の休憩中に城ヶ島ダイビングセンターの名物男マッキーさんから、何やら試作したモノがあるとかで頂いた「ネイルスケール」を持ち込んでのへいぶ根IN



そのレア物で使ってみた。



PC260127.jpg

この状態で3mmくらいなので、ビヨーンと伸びれば4mmとかかな??


この試作品は軽い素材で出来ていて、水中では中世浮力が働くため、撮影で固定出来なかったという難点がありました。
なので重りを置いて固定するか、釣り具のカミツブシなどで重量をつけると良いでしょう。

実際にご自分のネイルにメモリを描いてくる方もいたっけな・・・・・
矢印だったりもした・・・・・

アズサさんを思い出す。
(笑)



PC260155.jpg

同じくへいぶ根

1か月ほど前に穴の奥で見つけたセトイロですが、その時は1mmの点でした。

が、昨日見たら3mmになっていました。

それはマッキーさんから頂いたネイルスケールを穴に突っ込んで計ったので確実。
^-^

で、何が言いたいかというと、1か月くらいで3倍ちょっとに成長したってこと。

へぇーーーー
ですよね。

でも、へぇーーーーだけです。
なんかそんなに驚かない数字。
(笑)

1か月で1mmないのが3mmになるくらいは当たり前かな。
^o^;


早くも遅くもないなという感想・・・・・


(爆笑)





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クローズばかりです・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

クローズばかりの日々です。

12月は海況悪で中止がとても多い・・・・・

参ります。
^^;



26日からの最後の週にガイドをさせて頂いて、今年はそれで終わりです。

頑張ります。

^-^




PC200250.jpg

サキシマミノですが、ビーチの定番です。

城ケ島水域ではビーチとへいぶ根にとても多い種です。

デカくなるし
(笑)


かなりの普通種なんですが、写真うつりは良い方で、大抵カッコよく撮れるもんです。


写真の個体はやや頭をアゲている感じ。

おかげで口触手と少しですが口も見えています。



ウミウシの口は縦に割れています。

理由は分かりませんが、ヒドロ食の類いにとっては縦に割れている方が、ガシッ、ガシッと細長い幹のようなキチン質ごと食らいつけるメリットはありますよね。。。



今週末もダメダメ

日曜日はどうにか開催出来そうです。


29日まで頑張るぞー






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これが自切個体です・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

コノハミドリガイの自切に関しては一昨年でしたか、有名になりましたが、まだ見たことがないという方が多いように思います。

ボクはこの自切個体に関しては、すでに何年も前から見て不思議に思っていました。

いや、失礼、それが自切個体という認識までは至らず見ていた・・・・・これが正解。
(笑)


過去に何度も見ています。

頭だけの胴体がないちんちくりんなやつ。

^^;




PC200208.jpg

ご覧のように、頭部のみが動いています。

写真の個体は少しですが胴体が再生され始めていますね。

腹側の尾部のような箇所からスタートみたいです。
(見た感じです。)


心臓のある部分ごと自切しても生きているそうですが、生物学的に循環器の最たるものである心臓がなくても生きられるって、そんな不思議なことがあるんですねー。

イソギンチャクやクラゲ、プラナリアやコケムシ、そしてカイメンなどには心臓はありませんが、それは結局のところ用をなさないとか必要ではないといった理由が考えられるのですが、ミドリガイにも必要ではないのかというと、それは違いますよねー。

心臓の役割は体の各細胞に栄養や酸素を届け、排出するモノを排泄器に運ぶことですが、こうして自切後も生きてしかも再生までするので、じゃ、いらなくね???という話です。

^-^;



超超超不思議ですよね。



その他ミドリガイではどうなんでしょう
頭だけのクロミドリガイとか見たことない・・・・・





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急に現る種・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

ミドリアマモが急に散見され始めました。

定番といえば定番ですが、時期がくると一気にいなくなるため、これが出てくると水温の低下を意識させられます。

と同時に、海藻類、特に緑藻類の中のミル類やシオグサ類が元気になってくるんだなぁー

という想いにふける・・・・・

ふけません
(笑)



城ケ島水域ではミル類、特にネザシミルやタマミルに多く着きます。




PC170014.jpg

2個体が写っていますが、なんだかゴチャっとしていて分かりづらいです。

交接でもしてたのでしょうかね。

ちょうど右側前部を接触させているようにも見えます。



水温は18℃前後

時期がきて条件が揃うと、ミドリアマモはそこかしこにいます。

同じようにテントウもそろそろ増えてくる筈です。

アオモも見られるようになりますね!!



冬がきました。

^-^





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カンムリ君が2個も・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

ボクのウミウシ人生で2回しか見たことがないカンムリハラックサが2個もいました。

同じタマミルに乗っていたのですが、やや離れていたので並べます。

そういうのはアリ。
エサから剥がしたりじゃないので。
^^

でもすぐ動くんです。

離れたがる。

綺麗に並んでくれません。



PC150033.jpg

ハラックサの類いは色味に関してはやや地味な印象ですが、プックリとした体形と丸い二次鰓が可愛いですよね。

ボクは好きです。

ハラックサやカスミハラックサはこれまで幾度も見てきましたが、カンムリハラックサとなると2度しか見たことがなく、それも1度は他の場所でして城ヶ島ではありません。

つまり城ヶ島水域では過去1度キリなのです。

それが小さな一つのタマミルに2個も乗ってるなんて!!!!!


Miracle
Wonderful
Awesome


色々な表現で
(笑)



少しずつウミウシの環境が整ってきています。

昨日は初ハンターズの方に楽しんで頂きました。

良かった良かった。
^-^





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キバカイコガイです・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

ボクはブドウガイの類いは好きな方です。

眼がとてもかわいいですよね。

ファンが多いかなぁーーと思いきや、貝持ちはそれほど人気がないという現実・・・・・

寂しいですよね。
^^;

なんか地味なイメージがあるようです。

ウミウシと言えばデザイン性が強いかプックリとしたドーリス系が人気ですね。

その視点で見れば確かに不人気要素がたっぷりです。
(笑)

でもボクは好き




PC120017.jpg

ミドリタマゴガイ(カバヅラブドウガイ)に似ていますが、よく見れば全然違う見た目なのでそこはよし。

すぐにそれと分かります。
^-^

キバは軟体部からは見当たりません。

キバカイコガイのキバは貝殻の特徴に由来しています。

貝殻の開口部の一部分で軸唇(内唇)に小さな突起があり、それがキバの如くということですね。

なので生体からそれを確認するには、手に取り軟体部を殻の中に引っ込めさせて殻を開口部から撮る・・・・・

さすれば見られるであろう。


でもこの個体は殻長で2mmほどだったしなぁ・・・・・

無理か

^o^;




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果てたようです・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

ヒメヤカタガイが果てていました。

どうやら死んだばかりのようです。

周辺には彼が産んだであろう卵塊がいくつもありまして、最後の力を振り絞って遺伝子を残し果てたということですね。



PC110215.jpg

残骸についてはこれまでに色々な形態を見てきました。

経過した時間がとれくらいか、これは大体の見当がつきます。

まず、写真のモノは死んでからそれほどの時間は経っていない筈です。

数時間くらいでしょうか。
縮こまっていますが、まだ軟体部が残っています。

これが1日経つと原型をとどめないほどフニャフニャになり色も抜け、ちょっとの振動で内部が殻から出てしまいます。

海の中では、ウミウシは死んでから海に還るまでそれほどの時間を必要としないようですよ。



これは以前、死んだヒメヤカタガイの同一個体を翌日に再び観察した際、ほぼもぬけの殻となっていたことからの記述です。





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ビーチが復調の兆し・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

時期的なモノもありますが、城ケ島ビーチのウミウシ状況が改善の兆しです。

ボクはいつも、城ケ島ビーチでのウミウシの指標として、定番のミノとミドリガイを見ています。

ミノはサキシマミノやハクセンミノ、それからフタスジミノですね。

ミドリガイはコノハミドリガイじゃなくて(これは多すぎる)、クロミドリガイやキンナミミドリガイ、チゴミドリガイなどを参考にします。


これらが全く出ない頃でも上手くすれば珍しいモノに出会えますが、安定感に欠けます。

しかし、上記したウミウシが毎回でなくても頻繁に見られるようになると、水底環境の改善がなされた・・・・・このように思うワケです。


水底環境を悪くする主な要因は「砂」です。

浅場の岩礁域には秋になると砂が被るのですが、これは台風や嵐による大波が砂を運んでくるからです。

こうなると海藻が元気を失い、新たなそれも着生しません。

それはヒドロ類やコケムシも然り、ウミウシのエサとなるモノの減少はまさにウミウシそのものの減少へと繋がっていくんですね。



PC100129.jpg

それが秋・・・・・だとボクは思っています。



写真はキンナミミドリガイ

特にレア感はありませんが、このミドリガイが出るということは良い兆しです。

今日はクロミドリガイも出ました。

なーーんてことはない種たちですが、ウミウシの出現に関しての予測を立てるに当たっては指標となります。



実際に砂が取れ始め、海藻も薄っすらですが増えてきています。





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神奈川県三浦半島の城ケ島と宮川湾でウミウシ探しを専門とするダイビングショップです

umiushihunters

Author:umiushihunters
神奈川県の三浦半島先端にあります城ケ島と宮川湾にて日々ウミウシ探しに邁進するダイビングショップのブログです。

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