ゴミにしか見えないアエジレス・ぺタリス・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

とてもとても極小サイズのアエジレス
3mmほど


アエジレスはセンヒメの仲間ですが、あんなに華やかな部分は微塵もないという種。

アエジレス・ぺタリス


それにしても疑問符のつく個体です。



P1280099.jpg

双方の触角の裏側を先端から触角間も含め走る赤い線が見えます。

ぺタリスは全体的に白く、同属のキュウバンウミウシ同様に突起が体中にあるのが特徴ですが、この赤い線が稀にある個体がいるんですよね。


触角のような重要な器官に大きな特徴や差異がある場合、異種の可能性が強いとボクは考えています。

このような模様は食性の変異ではなく、この種の特徴であると思っています。

だとすると、これはぺタリスではないのでは・・・・・なんてずっと思っていますが、ログ付けでは取り敢えずぺタリスにしておきました。

^-^;


二次鰓付近の突起が黒いのはなんだろう・・・・・

こんなの初めて見ました。


それにしても小さかったです。
^^;





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かなりの美しさ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

昨日は宮川湾でした。
トビ根3本

日本近海の南の方は強い南西が吹いてたのかな、場所によってはウネリが入ってたので、ウミウシ探しがやりづらかったです。


年の瀬からノトアリモを城ヶ島ビーチで量産した時期がありましたが、今日は宮川湾で見ました。

そうそう、ここも出るんですよね。
^-^


大きめの個体でしたがナカナカの美しさでした。

これも食性で色が変わるのかも知れません。
中腸線が突起内に見えるので、まぁそれはそうなんでしょうが。

城ヶ島ビーチで量産した時の個体は黒っぽかったです。

何を食べてああも変わるのか・・・・・




P1280022.jpg

この写真のようなワインレッドの個体は大変喜ばれます。

城ヶ島ビーチで出ていた黒っぽいのは残念ながら・・・・・です。
^^;



昨日は久しぶりに極小のアエジレス・ぺタリスも出ました。

小さすぎて最初は何か分からなかったくらいの個体でしたね。
^^



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荒れた中にも美・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

荒れた中にも美なるもの

うん??

掃き溜めに鶴と言うけど、それじゃビーチが掃き溜めみたいに聞こえるのでイヤです。
(笑)

荒れ荒れの海況が近づく前というのは、城ケ島ビーチでも既に浅場は影響が出てるんですよね。
揺れ揺れです。


そんな中でも美しいミノウミウシがいました。


ツノワミノ



P1260074.jpg

純白ではない。
けして純白ではありません。

どちらかというと濁った白。

ですが、薄っすらと透明な白濁とした色で全体が造られているため、ライトを当ててもあまり白トビしません。

なので綺麗に撮りやすい種です。
^-^



触角がネジネジの種です。

刺激を与えると背側突起をワサッと広げて威嚇します。
(威嚇なのかは定かではないですが・・・・・)

ツノワミノ = 低い水温なので、やはり冬なんだなぁーーと。

実際今年はそんなに水温が下がらない年で、去年を除きこの数年と同様です。




明日は宮川湾3本です。

これ出て欲しいな。
^^




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謎ホクヨウです・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

ホクヨウの仲間で城ヶ島でしか報告されていない種がいます。

これで6個目かな。
これだけ潜ってきてまだそんな数。

これはレアですね。
^^


いずれにしても小さい個体ばかりで、5mmくらいの個体が過去最大だったと思います。
それ以外はみな2-3mmというサイズ。

特徴もそれほどなく、あまり見栄えはしませんがね。
(笑)



P1220371.jpg

こういう白透明な個体はどうにも撮れません。

とくにコンデジだと難しい・・・・・


これが出るのは城ケ島のビーチです。

これまでのところ、6個体中5個がビーチ、1個体のみボートの岩骨でした。

これとよく似た色が違うだけのオレンジ色のホクヨウもいますが、これもビーチで過去に3個体見たのみ。
ボートではなし。

どちらも姿かたち、サイズ等似ているので、もしかすると同種かもしれません。


内臓嚢が透けて見えるのは(この写真では角度的に見えず)白透明な個体だからこそであり、オレンジのホクヨウでは内臓嚢は見えません。
特徴とはいえず。





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ファンタスティックワールド・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

ウスバワツナギソウ

水温がぐーーんと下がる頃に水底でひたすら主張してくる海藻があります。

それがウスバワツナギソウ。

紅藻類ですので本来は赤っぽい海藻ですが、水温が低い冬と初春は青紫に輝くんです。

これ、下地として超おススメ。
^-^v


何を乗せてもハマる!!!

いや、言い過ぎた。
(笑)

大きな個体は乗らない
^o^;

だって、藻の幅がそんなにないもの・・・・・w




P1220138.jpg

超小型のアオモがいたので乗せてみました。

アオモさん的にエサじゃない海藻なので興味がまるでない感じですが、メタリックブルーの上をトコトコ歩いてくれました。
^-^/


個人的にアオモは好きなウミウシの上位です。

南方系っぽい青の強い個体だともっと嬉しいのですが、まぁ、贅沢は言わずしてこのシチュエーションを楽しみました。


いいでしょ??

^-^





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幸せの黄色いコミドリ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

A tie yellow ribbons round the ole oak tree

軽快なテンポと馴染みやすいメロディーの曲

よくカラオケで歌いましたが、コミドリの黄色いのを見るとこの曲が脳裏をよぎる。

すぐよぎる。
(笑)


幸せの黄色いコミドリ

幸せの黄色いハンカチという健さんと倍賞千恵子の映画がありましたが、あれもいいですが、やっぱり原曲の方が好きです。


写真


P1190077.jpg

コミドリリュウグウには色々な色の種がありますが、基本的にはどれも同じのようです。

DNA精査でそれが判明したそうです。

とはいえ全てのコミドリを採取したわけではないので、この黄色や黄金、ウンコ色(笑)、茶色、これら全てを取りたいですね。


黄色は何故黄色なのか・・・・・共通点がありまして、フサコケムシの種類の中でも若草色の張りのあるモノに着くようです。

黄色の種がそれに着くのか、それに着いたから黄色くなるのか、それはまだ不明な点です。

後者かな・・・・・と思います。



宮川湾のあの辺りにたくさんある筈のフサコケムシが、今季は全然ありませんでした。

ショックです。
ToT





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またまたカッコいい子・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

逗子のライさんいわく、イケオジだそうです。

意味が分かりませんが(笑)

それに見えるということらしく、チンプンカンプンなんですが、今日またそのイケオジをビーチで見つけました。
(笑)


ツマグロミノです。
^-^


寒くなってから既に数個体見てきました。

ペースで言うと早いです。

例年3-4個体程度の目撃数なんですが、冬に入ってからもうそれを上回っています。



PC170114222.jpg

冬に入り岩場をペシペシして出してきましたが、これからの季節はフクロノリに注目です。

フクロノリには色々な生物が着くので、それを見て回るだけで2-3DIVE出来ます。
^o^


三浦の東京大学臨海研究所の学生さんの興味もここにありました。

無腸動物がそうです。

これからの時期、フクロノリにたくさんの無腸動物が着きます。
内側を這う無腸動物の動きはウミウシのそれとかなり違うので間違えません。


どの玉手箱にお宝が入ってて、どの玉手箱が取り敢えずボクにとって無縁かは大体の見当がつきます。

そうなるためには修行が必要ですよ。
^-^;



話をツマグロミノに戻して


本当にカッコいいフォルムです。

赤い背側突起とボディーはウミウシファンの注目を集めるでしょう。

これを見つける、もしくは出すと、ボクのテンションも上がるんですよ。
^-^



明日も2ボ1ビ

何が出るかな・・・・・





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サガミアメフラシとアメフラシの仲間・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

そのうちに並べて・・・・・なんて考えていたのですが、今日はアヤニシキを挟んで両側に写ってくれました。

というか、そういうシチュエーションが。
^-^

ありがたい。

というのも、この2種を混同している方が多く、これらは全く別ですよと言うために狙ってました。



写真



P1130012.jpg

言うまでもなく上側の個体がサガミアメフラシですが、下の個体もサガミだと思っている方が案外いらして、セルフならともかく、多くの方がガイド付きダイビングをしているのだろうと思いますので、ログ付けでガイドさんが間違って同定しているのかな・・・・・と思ってしまいます。

アヤニシキに着いているピンク系のアメフラシだからサガミアメフラシだとするのは短絡で、よく見れば色、柄、外套膜の様子、その他突起などの特徴がまるで違うことに気付きます。

最大の特徴は2つあって、白い細点が無数にあるかどうか、貝殻を包む外套膜が大きく上方まで伸びるか否かです。

このうちの2番目の外套膜についてがより顕著ですね。



と色々書きましたが、パっと見て質感が全然違うので、水中でもその違いは一目瞭然です。


間違えないようにしましょう。
^o^





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久しぶりの宮川湾・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

今日は超久しぶりの宮川湾。

もっとコンスタントに来ないといけませんね。

それに本日、とてもナイスな話を三浦ダイブセンターの野口さんから聞きました。

理想として思っていたことが現実になるという・・・・・

とても期待しております。
*^o^*



宮川湾といえばこれ。



P1110314.jpg

ツノヒダミノ

結構レアです。
他のポイントではそんなに見ないと思いますが、生息域は温帯域でもやや北よりに限定されるように思います。

宮川湾では潜ればその日1個は出る・・・・・みたいな。

そんな名物です。
^^


エッグイーターなので何かのウミウシの卵塊に着くことも多いですが、宮川湾ではペシペシで出すことの方が多いですよ!!

触角はその名の通りヒダヒダですね。
^-^





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年に2-3個かなぁー・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

旧フトガヤミノだったミノです。
日ウでは今もフトガヤミノです。

どっちが正しいとかそれは置いときます。


こういうカラーリングとデザイン性のウミウシは人気度が高いですね。
^-^

ゲストさまは食らいつきます。
いかんせん小さいですが。。。



ウミヒノキでしょうか、ガヤに着くことが多いです。

しっかりとホストに固着していたので明日もいる可能性があります。

期待できますね。
^o^



P1090067.jpg

どぎつい色合いです。

パっと見、南方種のようですが、温帯域での目撃例が圧倒的で、南方からの報告はないようです。

なので温帯域に生息するウミウシということにしましょう。
^-^



明日もいて下さい。
^-^/




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神奈川県三浦半島の城ケ島と宮川湾でウミウシ探しを専門とするダイビングショップです

umiushihunters

Author:umiushihunters
神奈川県の三浦半島先端にあります城ケ島と宮川湾にて日々ウミウシ探しに邁進するダイビングショップのブログです。

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