らしく撮れました・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

Instagramにもアゲましたが、バロニアモはやっぱりバロニアの上で撮るのが一番です。

そんな写真が今年もやっと撮れました。

今年初です。
^-^


こんな感じ



P4290033.jpg

今年はまだこのシチュエーションで撮ってなかったので、ボク的には撮れて嬉しいです。
^^

よくを言うとストロボよりライトの方がいいかな。

バロニアの表面での反射光があるのですが、あれが「Ф」となるんですよねー

ロシア語の「エフ」

タマゴバロニアが群体生なので、画面中がこの文字でいっぱいになるのが楽しい。


次はバロニアの中にいるときの写真が撮りたいけど、顔がこっちを向いてない場合がほとんどなので、あればかりはタイミングです。

言い換えると



です。
(笑)





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イバラの疑問・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

ここにシロイバラとされる2種類を並べてみました。

2個体とも大きめで、ほぼ同じサイズです。
下の個体7mm
上の個体10mm


写真



Collage_2023-04-21_18_22_44.jpg

数年前に上の個体はsp.からシロイバラ(japonica)になりましたが、DNAも採って論文も出して、上の個体sp.がシロイバラjaponicaと同種であるとして同定されたのでした。

個体差、個性、その類いでこの違いですか・・・・・と思えるほどの違いなんですがね。

その論文を見てみたい。


色味は個体差の範囲として、二次鰓の位置や形状、触角の細さと長さ、これらの違いまで個体差とするには説明が足りないでしょう。


と吠えたところで、DNAから精査した結果ならそうなんかな、と妥協もしてみます。
(笑)


ボクはこの2つは別だと思っています。


いずれ採取して研究室に送るとしましょう。
^^/





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今年も出ました・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

今年も出ました。

キホシカスミミノ

出ました。良かったーー。
^o^


が、で、でっかい。

こんなデカかったっけ???

小さくて細いイメージしかなかったです。




P4240349.jpg

写真じゃ大きさのイメージは掴めませんね。
www


大きさの話はまぁいいとして
^^

キホシカスミは出てくれたので・・・・・

①ハンミョウカスミ
②カスミ
③ケイウカスミ
④薄紫のカスミ

の出現を待つ。
^^v


ベニシボリも出る筈。

ビーチが更に楽しくなってくる頃。




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久しぶりのカリヤさん・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

カリヤさんとか言うと完全に人の名前なんですが、名前の由来は「仮屋が崎」のようで、三浦半島の長井にある地名ですね。

ウミウシ研究の第一人者であった馬場先生が三崎の研究所に詰めていたこともあって、三浦半島にちなむ名前が結構あります。


このカリヤウミウシはどう見ても「牛」です。

ホント牛

ボク的に一番牛に見えます。
(笑)



P4220006.jpg

鈴木敬宇さんの古い図鑑で
「ワギュウウミウシ」と提唱されてましたが、妙と言うか、ホント和牛です。

(笑)

旨い!

あ、間違えた。

上手い!!

どちらもウマいぞーーと。
(笑)



昨日は今季初モノというのが多かった。
それだけ豊作だったんですね。

ゲスト様が見つけて下さることも多いです。!

ホント有難くて、そして喜びを共有させて頂いています。
いつも
^-^/





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これがホシアカリなんですよねー・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

前々回の内容から続くようですが、ホシアカリを昨日見つけました。

普通種ですがね。
^^

で、よく見ると、いや、よく見なくてもやはり赤い斑点がいっぱいあって、体中と背側突起にもあるのが見えます。

とすると、先日のはレオストゥレトゥスの仲間の方ですね。

納得。



P4200231.jpg

これら明瞭な赤い斑点が極小サイズの頃からあるかどうかがカギですが、それは今後の課題として、着くホストの違いによる、つまりエサの違いによって赤い斑点に違いがでるのかと言うと、それは疑問しか湧かないので、ホシアカリとレオストゥレトゥスの仲間とを分ける際のポイントにして良さそうです。

食性で色味が変わることはありますが、斑点や形状などの決定的な特徴に変化は出ないので。




岩骨も壁が楽しそうです。

小粒なモノが多い昨日でした。

^o^


ビーチでそろそろ貝持ちやカスミ系が出る頃ですね。

いや、もう出てる頃ですが、昼間の遭遇は偶然でしかないので、安定して「出せる」時期よ、早く来て。
(笑)


^o^






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触角が長いタイプ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズ

あ、そうそう

触角と触覚

ウミウシ好きの多くの方が間違って使っている語句ですが、ウミウシの頭部にあるのは

「触角」です。

触覚ではありません。


触角とは節足動物や軟体動物の頭部にある突起状の感覚器官のこと。

触覚とはモノに触れて感じる感覚のこと。

この二つはまるで意味が違いますので、このブログを読まれた方で思い違いをしていた方は改めてくださいね。
^-^


それはいいとして。


オオアリモに二つのタイプがいるんですよね。

触角の長い子と短い子



P4160188.jpg

長い子


P4140148.jpg

短い子
というか普通の子


ずっと前からこの違いに違和感を持ち続けています。

顔もなんだか違うんですよね。

触角から続く黒い線の連続性が違うというか、顔を見るとその違いが分かりませんか??
触角への黒い線も上の個体は途中まであるのに対し、下の個体は触角には黒い線が行き届いていません。


あと、触角後方の内臓嚢上部にある白い斑紋・・・・・これが上の個体と下の個体では違うんです。
写真見てもその違いは明白です。


これを個体差とみなしていたのが以前でして、今のボクは隠ぺい種の可能性を否定しないでおります。

隠ぺい種までいかないとしても、上の種類が下の種類から派生している最中なのかな、とか、やや違った遺伝子を受け継ぎ引き継いでいるタイプではなかろうかと。

そして、少ないですが毎年必ずこのタイプが何個もいます。



この2タイプは混生するので当然交配もするでしょうから、更なる種としての差は開かないのかもしれませんが、タイプとして特異な遺伝子を受け継いでいる個体が多く存在するのは間違いありません。





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ミサキヒメミノかそれ以外かとも言えず・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

このレオストゥレトゥスというのは、ミサキエンシス(ミサキヒメミノ)かそれ以外かとしか言えないとも限らない。

ミサキヒメミノは同定が簡単です。

体中に薄緑茶色の斑点が無数にあるか。
背側突起にもそれが見られるか。

といったところ。


それがそうではない個体は、ミサキエンシス(ミサキヒメミノ)ではなく、sp.となります。

なりますというか、そうするしかない。
^-^;


が、しかし・・・・・


P4160371.jpg

毎年頭を悩ませる個体・・・・・

がこれ。


ホシアカリ???
と思わせる赤黒っぽい斑点がやや見られますが、もっと無数にあるのが一般的にホシアカリ。

そしてホシアカリは生息環境が多様で、レオストゥレトゥスなどと同じホストにも存在したりするんですよね。

でも斑点があまりない・・・・・

ちなみにホシアカリはホリミノ属で、レオストゥレトゥス属とは違いますが、正直大差ない。
(笑)(笑)(笑)


じゃ、これはレオストゥレトゥスの仲間の方??

どうでしょうかね。
このように黒い斑点が少しでもあったりすると、ホシアカリの個体差の範囲???
なんて思えてしまいます。


ホシアカリかなぁ・・・・・


どっちだ!!!

(笑)





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そして黄金、やや黄金(笑)・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

コミドリ続きで・・・・・

やや黄金のコミドリ
(笑)

もっと色が深いと黄金なんですよねー。



P4120071.jpg

黄色に見えますが黄色じゃないんです。

幸せの黄色いコミドリはもっとちゃんと黄色。
これより色が淡いと黄色のコミドリですね。

^^

それに、かなり鮮やかな若草色のフサコケムシに着くので、この子がいたホストはそれではないので、やはり違います。
黄色ではない。


いや、待てよ・・・・・

コケムシがそのタイプだからこの子はこの色なんじゃないのか??

という素朴な結論。

結局、エサとなるホストの違いが、個体の色の個性として反映されると見て良いと思います。


この子がもし淡い若草色のフサコケムシに着いたとしたら、幸せの黄色いコミドリに変身したかもしれないし、もしこのまま同じホストにいたとしたら、もっと明瞭な黄金か下手するとウンチ色になるか・・・・・

ウンチ色にはなりたくない・・・・・とは彼らは思っていません。

だって、ウミウシなので。
(笑)


オレンジコミドリ
黄金コミドリ

ときたので、次はウンチ色コミドリを紹介できるといいですね。
^o^


まっ、言ってしまえば茶色っぽいってことなんですが。
(笑)





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オレンジのコミドリ・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

コミドリリュウグウがオレンジ色だとコアカリュウグウ(カヴァ)を想像しますが、あのコミドリリュウグウで間違いありません。

しかも絶対に大きいという不思議・・・・・

小さいサイズでオレンジ色になっているコミドリは見たことがないので、成長するにつれ何かの作用でこうなるのか、はたまた別種なのか??なんて思っていたりもしました。


これ



P4090031.jpg

別種ではなかったんです。

去年採取してDNA精査して頂いた結果、コミドリリュウグウと差がなかったんですよね。

それが分かっただけでも素晴らしいのですが、じゃ、なぜこんなにも違う色になるのでしょうか??

写真を見て分かる通り、コケムシに住み着いているのを見るとエサだろうと推測できます。


コミドリは着くコケムシの違いで色味が変わっているように思います。

黄色い子は若草色、特に淡い色のコケムシ
緑や深緑の子はやや青く銀色のコケムシ
黄緑色の子は若草色のコケムシ

そして写真に見られるような薄茶色のようなコケムシに、黄金色やウンチ色やオレンジ色の個体が着いています。

しかし、正確に言えば「そういう色になる」ですよね。
きっと。

これら黄金、ウンチ、オレンジの類いのみ、コケムシ自体の色とは色味がかけ離れているのでした。


という不思議。


おそらく、個々が持って生まれた色彩情報の違いでしかないだろうと。
ゴマちゃんやミツイラメリなどにも見られるようにですね。


サイズに関しては説明がつかないんです。

黄金もウンチもオレンジもみなデカい。
けして「コ」ミドリではありません。

^^;





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ちょっと遅めの登場・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

今日は昨日に引き続き大荒。
クローズです。

仕方がないのですが、楽しみにしてらしたゲスト様を思うと悲しい・・・・・



ブログでも書こう


今年もこの種の季節です。

先日のビーチで見つけました。

まっ、もっと前から出ていたとは思うのですが、時系列で言うとやや遅めの登場です。



P4050214.jpg

ミサキヒメミノです。

この淡緑色の斑点はそうです。

小さいですよねー。
もっと大きくなると体中に明瞭に斑点が出て、体全体の色味も濃くなるのですが、これくらいの極小だとまだまだ透明感アリアリです。


この手のウミウシを撮るのは大変ですね。

海藻がユラユラするのでホント大変。

ゲスト様ウケもあまりしないし撮りにくいし、なので毎年ムシしがちなんですが、ボクはこういうマニア系は好きです。



ウミウシ道ってのがあるとすれば、突き詰めるとワケわからん系が好きになるものです。
(笑)





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神奈川県三浦半島の城ケ島と宮川湾でウミウシ探しを専門とするダイビングショップです

umiushihunters

Author:umiushihunters
神奈川県の三浦半島先端にあります城ケ島と宮川湾にて日々ウミウシ探しに邁進するダイビングショップのブログです。

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