ミドリアマモの隠蔽種①・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ
ミドリアマモは皆さんもご存じだと思いますが、
今の時期、いや、これからの時期、
緑藻が元気になる季節にいっぱい見られるウミウシ。
城ケ島においての話ですが、
ミドリアマモは主にミル類に着きます。
タマミル
ミル
ヒラミル
ハイミル
といったところでしょうか??
ところが、ずっと以前からビーチポイントに自生する
ワタシオグサ(ボクはこれをハネモと思っていた)
に着く似たような種がいるんです。

どうしても写真が反対になる・・・・・(笑)
これは一見するとミドリアマモと同じではないかと思いますが、
いや、実際同じに見えるので、先に共通点を書きます。
A 色が同じ
B 白く細かい斑点が体表と背側突起に散らばっている
C 触角先端が白い
異とするところは、
① 大きさが全然違います。
② ホストが違います。
③ 背側突起の長さがまるで違います。
①については全くと言っていいほど違います。
通常のミドリアマモが1-4mmなのに対し、
写真の種は全てが5mm以上あります。
②については、ミドリアマモはミルに着くと書きましたが、
実際にミル以外に着いてるのを見たのは一度きりでして、
チャシオグサに絡まって着いてた感じのが1回だけです。
写真の種はワタシオグサに着きます。
エサが違うということは歯舌の形状も違うのでは??という推論が起ちますし、
実際シオグサとミルでは、組織そのものの成り立ちが違いますからね。
③については、ミドリアマモはチンチクリンで、触角も背側突起もとても短いのに対し、
写真の種は見て分かるとおり、とてもスマートで全てが長いです。
というように、隠蔽種ではないかと疑われる個体その1でした。
明日はその2です。
DIVING SHOPウミウシハンターズ
今の時期、いや、これからの時期、
緑藻が元気になる季節にいっぱい見られるウミウシ。
城ケ島においての話ですが、
ミドリアマモは主にミル類に着きます。
タマミル
ミル
ヒラミル
ハイミル
といったところでしょうか??
ところが、ずっと以前からビーチポイントに自生する
ワタシオグサ(ボクはこれをハネモと思っていた)
に着く似たような種がいるんです。

どうしても写真が反対になる・・・・・(笑)
これは一見するとミドリアマモと同じではないかと思いますが、
いや、実際同じに見えるので、先に共通点を書きます。
A 色が同じ
B 白く細かい斑点が体表と背側突起に散らばっている
C 触角先端が白い
異とするところは、
① 大きさが全然違います。
② ホストが違います。
③ 背側突起の長さがまるで違います。
①については全くと言っていいほど違います。
通常のミドリアマモが1-4mmなのに対し、
写真の種は全てが5mm以上あります。
②については、ミドリアマモはミルに着くと書きましたが、
実際にミル以外に着いてるのを見たのは一度きりでして、
チャシオグサに絡まって着いてた感じのが1回だけです。
写真の種はワタシオグサに着きます。
エサが違うということは歯舌の形状も違うのでは??という推論が起ちますし、
実際シオグサとミルでは、組織そのものの成り立ちが違いますからね。
③については、ミドリアマモはチンチクリンで、触角も背側突起もとても短いのに対し、
写真の種は見て分かるとおり、とてもスマートで全てが長いです。
というように、隠蔽種ではないかと疑われる個体その1でした。
明日はその2です。
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