2~3mmでも営みます・・・・・ウミウシならウミウシハンターズへ

生命体が小さいからといって侮るのは人間のみです。

高等な脳を持つヒト上科のモノたちの中でも人間のみでしょうね。

だって、興味本位であったり嫌悪感で、小動物を捕獲したり駆除しますから。




ウミウシは自然界の中では極小の部類です。

といっても色々なウミウシがいるワケですが、我々、いや、ボクが城ケ島で紹介するウミウシは9割以上極小です。
^o^;

この写真の個体は3mmないと思いますが、2個体が互いを右側に置いてくっついていますね。



P1310132.jpg

交接しています。

全てがとは言いませんが、ウミウシは相手を右側に置いて交接します。
それは右側に交接器を持つからですね。


写真の個体はベルグウミウシですが、アヤニシキ上で今年から観察されるようになりました。
いやいや、これまでもいたのかも知れませんが、気がつかなかったようです。

あの海藻はアメフラシ(以前はクロヘリアメフラシのver.)だけだという思い込みがベルグの存在を気付かせなかったのだと思いますが。


こんな小さな生命体も交配をして産卵し、ちゃんと次世代に生命をつないでいるのですよね。

地球誕生から悠久の時を経て初めて誕生した生命体で交配(有性生殖)を始めたモノが何かは知りませんが、色々な生命体が有性生殖を行って親とは若干でも違う個体を産み出し、そして進化し、適応力が向上し、現在地球上に存在する多くの生命体となっているのです。

これについての神秘性を考え始めた時、ボクは今おかれている状況、足下を同時に想像してしまいます。


何故かって??


子孫(DNA)を残すという行為が本能で行われるから・・・・・です。

これが考えて行われるようになると、少しずつその種が減少、やがては消滅するのでしょう。


今、日本は少子高齢化が進んでいますが、子孫の生産性の低下は人々が「安定」を別のところに求めているからではないでしょうか??



ベルグウミウシの交接を見てそれを思うなんてボクだけ??
^o^;





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神奈川県三浦半島の城ケ島と宮川湾でウミウシ探しを専門とするダイビングショップです

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Author:umiushihunters
神奈川県の三浦半島先端にあります城ケ島と宮川湾にて日々ウミウシ探しに邁進するダイビングショップのブログです。

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